自習室の一週間プランを使ってじっくり勉強！

私はコワーキングスペースやシェアオフィスを利用するときは、基本的にドロップイン、ビジター利用のみとなります。

月額会員には残念ながらなれないんですよね…一ヶ月後なにしているかわからない不安定な身分なもので。ドロップインを繰り返すより月額会員の方がお得なのですが、ほとんどの月額会員は数ヶ月契約を前提としています。突然思い立って「じゃあ今日から一ヶ月！」が、できないのです。

ところが先日。急遽、一週間後にとある試験を受けることになって勉強しなければならなくなりました。自宅は家族がいて、プライベートスペースのない私にとってあまり集中できる環境ではありません。一週間だけ、どこかコワーキングスペースか自習室に籠りたい！

調べてみると、一週間プランがある自習室がありました。そこで、思い切って一週間だけ会員になってみることに。

利用したのは、長町一丁目の「ながスタ」です。以前レポートした記事はこちら。

一週間プランは、4,000円です。料金案内はこちら。会員登録は必要ですが、入会金はかかりません。

ご利用料金 | 長町(仙台)の自習室『ながスタ』ご利用料金 | 長町(仙台)の自習室『ながスタ』

※なお、スタッフの方がいるのは木曜日を除く13:00~24:00なので、会員になりたい方はこの時間に来ないと入り口がロックされていて入れません。

ちなみにコロナが問題となってから初めての訪問だったのですが、席は一つ置きに利用するようになっていて、以前は対面になっていた席にも仕切りができていました。アルコールスプレーが常備されており、スタッフのカウンターにも仕切りがありました。洗面台にもせっけんとペーパータオルが設置されていて、頻繁に手洗いが可能です。コロナ対策はしっかりされているので安心して利用できました。

一週間プランに申し込むと、カードキーを渡されます。ながスタはスタッフの方がいない午前中や、無人営業の木曜日は、このカードキーを使って入るようになっています。

さて、一週間（正確にはどうしても来れない日があって6日だけでした）、実際に使った感想です。

まず驚いたのが、毎日必ず来る人が何人かいるということ。たくさんの参考書などの勉強道具を机に積み重ねて、ほぼ同じ席で、朝から夜まで。月額会員になって、しっかり活用されているんですね。受験生から、社会人まで、学生さんから年配の方まで。本当にさまざまな人が利用しています。自分は一週間だけだけど、もっともっと長い期間、高い目標を目指してがんばっている人がこんなにいるんですね。

BGMもなく、会話する人もいないので、集中できますし、なにより周囲にこんなにたくさんまじめに勉強している人がいるんだと思うとやる気が出ます、自分もがんばらなくちゃ、と。集中力が切れてきたら、フリードリンクのコーヒーやウーロン茶を飲みながら、別室でちょっと休憩もできます。

木曜日は無人営業なので、カードを持っている会員だけが利用できます。利用者が少ないのかな…と思ったら、まったくそんなことはありませんでした。他の日と同じぐらいの利用者の多さでした。会員さん、こんなに多いんだ！と驚きました。土日も同じぐらいでしたね。

ほぼ満席（コロナで席を減らしている状態で）になっている時間帯もあったので、青葉区にも支店を作ってほしいと思ったぐらいです。（北四番丁周辺に、いかがでしょうか…）

私がながスタで気に入っているのが、過剰なサービスがなく、単純に、勉強のための環境に徹しているところ。公共の図書館の自習室を切り取って持ってきたような感じ。居心地のよさを追求しインテリアやサービス、小物に凝ったスペースよりも、ガリガリ勉強したい！っていうときにはこっちのほうがいいですね。だって寛いだりのんびりしたりしたいわけじゃないですから。

面白いなと思ったのが、入り口から登った階段にある、勉強内容をシェアするスペース。みんなが自分の学んだことを付箋に貼って貼り付けているんです。細かい字で専門的なことをびっしり書いている人、資格試験への目標を語る人。志望大学を書いている人もたくさん。ここの情報を眺めているだけで面白いし、がんばらなくては！と思います。

さて、がっちり勉強した私ですが、残念なことにまったく的外れな試験対策をしていたことがわかり…あっさり落ちてしまいました。チャンスはもうないので二度と受けることはできないのですが、一週間勉強した経験が無駄だったとは思いません！勉強は苦しさとともに楽しさもありました。

勉強したいことは常にありますし、目指したい次の試験もあるので、また通いたいなぁと思いました。