見出し画像

コワーキングスペース運営者の仕事は受付で座ってるだけじゃない

コワーキングスペース運営者の仕事って理解されてない。というか、なにをやってるんだか多分みんな知らない。
どんな仕事でもそうだけど、よそから見える部分だけが仕事だと思われがちだよね。

コワーキングスペース運営者なんて、ただ来た人を受付して、多少、会話、して?あとはパソコンに向かって自分の仕事できるじゃない。

私もそう思っていました。はじめる前は。

意外にも人が来ると、全然仕事が進まないのです。雑談しながら、それこそ、コワーキングしながら自分の仕事もできると思っていました。ところが「利用者」としてそこにいるのと「運営者」として居るのとは、全然気の持ちようが違います。
目はパソコンの画面に向いていても、心は全然…

たとえばこういう文章を書くことは話しかけられるとアウトです。ぜんっぜん書けない。レシート入力など単純作業をすればよかったのかもしれない。

イベント運営のお仕事

そういえば、イベント企画もけっこう集中が必要な仕事。少なくともノラヤの場合は、運営業の一番のウェイトを占めるのがこれだと思います。

1. イベントそのものを考える
2. 協力者・共同主催者に相談する
3. 日時を決める
4. イベント概要を決める
5. 告知する(イベント管理サイト、Facebookイベント、ウェブサイト、SNS利用していない人へお知らせ、iftttで定期告知を仕込む)
6. 必要なもの、やることをリストアップする
7. 当日の時間進行をシミュレーションしタスクをリストアップ
8. 参加者の増え方を見つつSNSで時々拡散
9. 申込者からの質問等の対応
10. 開催の可否を決定
11. フォローアップメール送ってドタキャン予防、直前の拡散
12. 当日の運営(イベント実施、同時にSNS拡散)
13. 写真の整理、参加者にお礼送る、SNSの反応チェック
14. 収支を出す、KPT(1人反省会)
15. レポートを作成、ウェブにUp、SNSでシェア

ぱっと思いついて列挙しました、もっといろいろあると思いますが。

5.の段階までが結構大変で、頭使って悩むし、告知の画像も文もイベントタイトルもぐつぐつと脳が煮えるような思いで考え、作らなきゃいけない。複数のイベントが重なることもあります。あと開催が決定した頃には次のイベント企画をしてたり。

このへん、人がいると全然できないです。休みの日やってたりします。

情報収集

ノラヤがあいてようがあいてなかろうがやっていることもあって。

たとえば「ノラヤ」のキーワードでSNSをチェックし何かしら話題にしている人に絡みに……いや、反応しに行きます。

東北や宮城や仙台の新しいコワーキング事情が変わってないかどうかも時々検索してみます。コワーキング関係の書籍も読むし、面白い新規情報があったら発信します。これはと思うことがあったらブログに書きます。

コワーキング関係の集まりや勉強会、イベントにも前はよく行ってたんですけど、そういう活動は下火になっちゃいましたね。東京の方ではあるみたいだけど、ホイホイ行けないし。でも年に最低一回は東京に行ってコワーキングめぐりします。

日々のこまごましたこと

こまごましたところでは、備品のチェックや買い出し。掃除、タオル等の洗濯。

あとは「これ買ったらどうだろう」「レイアウトこう変えたらどうだろう」「これを置いてみよう」などと、いろいろ試行錯誤します。

こういうのを全部1人で、やってるわけです。

ノラヤをクローズしてからは、ほぼ無職の日々です。自腹でスペースめぐりをしているので、支援いただけるとすごく嬉しいです!ドロップイン費用や交通費に活用させていただきます。