海外勤務者の一級講習受講義務ほか

強制検疫期間が延び、いつ一時帰国できるかわからない中で、一級の定期講習のことが気になって問い合わせた。

・日本で事務所登録をしていない海外の設計事務所に所属している場合は、一級建築士の定期講習を受講する必要はない。
・もし今後日本の建物を設計することになったら、その際に速やかに受講すれば良い。
・海外の設計事務所で行う海外の設計・工事監理業務は、設備一級・構造一級に必要な実務経験とみなされる。日本の法規に基づかなくても可。ただし、実務経験を証明するには日本の一級建築士資格を有する第三者(上司に限らず同僚、部下でも可)の署名が必要。
(問合せ先:日本建築士連合会、建築技術教育普及センター)

また転職に際し、所属事務所の変更手続きは前職の事務所がしてくれており、私は既に前職の事務所の建築士名簿から外れていた。
個人で行う必要があるのは、建築士登録をおこなった各都道府県の建築士会での自宅住所・連絡先変更のみ。
(問合せ先:東京都建築士事務所協会、埼玉建築士会)

建築設備士に関しては登録証交付申請書に勤務先を記入したが、登録事項に勤務先は含まれていない。自宅住所・連絡先変更のみで良い。
(問合せ先:建築設備技術者協会)

ほかにも様々な建築関連資格があるが、会社に紐付いているのは一級建築士くらいだと思われる。

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