見出し画像

北海道遺産シリーズ(4)〜北海道大学札幌農学校第2農場

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

5/67個目の紹介。
 北海道大学といえば、日本屈指の広大な面積のキャンパスを持つ国立大学で、ポプラ並木や銀杏並木が有名。札幌市営地下鉄北18条駅からほど近いエリアに、この農場跡がある。ここの面積だけでもちょっとした大学の敷地くらいありそうなくらい広いエリアに、明治時代に建築された牧場にまつわる建物が並んでいる。現在は、一般見学もできる。

時代錯誤に陥る

 このエリアに足を踏み入れると、タイムスリップしたような感覚に陥る。日本で最古の洋式農業建築群ということだ。北海道の酪農の歴史を開いた場所と言っても良い。北海道産の乳製品は、全国いや全世界で知られるくらいの高品質なものであるが、その歴史のスタートの場所と考えるととても感慨深い。建物の一部は内部も公開されているはずなのだが、コロナ禍で2022年6月現在は、公開中止されていて残念。当時の農機具やトラクターなどが展示されているらしいので、また訪れてみたい。

牧牛舎。素敵なデザインの建築物。明治の人はセンスがある


 もともとは、いまの正門から北大病院まで行かないくらいの場所にあったらしいが、総合大学のキャンパス施設を優先させるために、現在の場所に移設されたらしい。平成12年から一般公開されているとのこと。僕の学生時代の記憶に残っていないのは、公開されていなかったせいだと思われる・・・

収穫室、穀物庫
渡り廊下がある!
釜場

最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?