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LightroomのAdobe Fireflyを試してみた

AdobeのFireflyがLightroom Classicに搭載されたということで、早速使ってみました。ちなみに、いつの間にAdobeに戻ったの?という疑問はさておき。

正直、驚きました。生成AIの力は恐るべしです。

撮影には、X-T5とXF35mmF1.4 Rを使用しました。

こちらが元の画像です。

手前に公園の滑り台 奥に桜を撮る女性

桜の写真を撮っている人と大きな桜の木を構図に入れて撮影したのですが、家に帰って写真を見返してみると、どうも女性があまり良い感じに写っていませんでした(失礼ですが・・・)。

そこで、Firefly(日本語では「ほたる」)の登場です。クレジットを消費して、女性を消してみると・・・

これは驚きです。

木の幹がちゃんと描かれている!

女性の姿が消えるだけでなく、その背後の桜の木の幹まで描かれているのです!

拡大してみると

若干、違和感があるものの、4000万画素のX-T5が吐き出すRAWファイルであれば、プリントしても生成AIと気づかないレベルかもしれません。

なお、Lightroomにはオブジェクト認識という機能もついていて、消したいものをなぞると、大体のものはうまいこと消してくれる機能があります。こちらも使ってみました。

周囲の低木となじませた感じで出力されますが、さすがに幹は消えてしまっています。

これはとんでもないおもちゃ、いや、もはや危険な武器を手に入れてしまったようです。くれぐれも悪用厳禁です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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