【X-T5】競走馬を撮る~AF性能は向上したのか?
毎年7月から8月にかけて、中央競馬の札幌開催があります。年に1回は、スタンド席から観戦しています。ちょうど1年前は、X-T5を手にして、3ヶ月くらい経ったタイミングでした。昨年も同じような席から、タムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDを使って撮影をしていました。
この1年間、X-T5には以下のアップデートがリリースされていました。
2024年1月 Ver.2.10
2024年4月 Ver.3.01
2024年6月 Ver.4.00
リリースごとに、AF関連の修正が入っているので、去年の競馬場での撮影と今回の撮影では、AF性能が向上しています。当時の状況は詳細に記録していたわけではないので、記憶を頼ることになりますが、比較した感想です。
なお、撮影場所は札幌競馬場の3階スタンド席(指定席)となりますので、上から見下ろすアングルで、馬場までかなりの距離がある状況です。
結論として、「確実にAF性能は向上している」と言えます。
当たり前と言えば当たり前ですが、以下の点で向上を実感できました。
顔の部分を見つけて、AF枠が移動追尾するようになった。
昨年は、競走馬全体にAF枠が移動するような挙動で、顔まで追尾するケースはあまりありませんでした。今年(最新ファームウェア)では、顔を見つけてAF枠がスムーズに移動するように感じました。さすがに瞳を検出するまではいきませんでしたが(300mm以上の望遠レンズなら可能かもしれません)。合焦するまでの時間が短縮した。
フレームに競走馬が入ってくるのを待って構図を整えることが多いのですが、その場合でも競走馬がフレーム内に入れば、素早く検出する動きとなりました。使用したレンズ「タムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」は、望遠域のAFが決して早い方ではない(むしろ遅い方)ですが、それでも以前よりはスピード向上が体感できました。
もし、望遠に強いレンズを使ったとしたら、もっと、快適な撮影ができると確信しました。レンズを買えるくらい馬券が当たれば・・・。うまい具合にはいきませんでした。
以下作例です。
※最近の富士フイルムはボディもレンズもなかなか、在庫がない状況です。
※ライトバズーガなら、手が出る?
※タムロンの描写が好きなら
最後までお読みいただきありがとうございました。
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