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X-T5 3週間ほど使って

X-T5を手に入れて、3週間ほど経過した。ゴールデンウイークにも間に合って、たくさん撮影した。レビュー投稿になると、書きたいことがありすぎて、まとまりそうにない。

注文から入手まで3ヶ月。その間、いろいろなインターネット上のレビュー等、読んだ中でネガティブな要素がやっぱり気になっていた、そこでネガティブな点としてとして語られていたことが、実際にどうかという点に絞って書こうと思う。

ネガティブ その1
「レスポンスがよくない。画像表示が遅い」

若干、遅いかなとは感じる。
遅いと感じる箇所は、メニューをカーソルで移動するときに若干もたつくことがあるのと、撮影画像の再生ボタンを押してから、再生されるまで(ほんの一瞬の間がある感じ)。

とはいえ、X-T20と比べても、そんなに変わらないので、苦にはなっていない。
ただ、NikonのD500と比べると、やっぱり遅い。ということで、速い機種を見ちゃうと、遅いと感じるのかもしれない。個人的には、一般的な使用状況でストレスが生じるほど、遅いかと言われると、そんなことはないと思った。

ネガティブ その2
「APS-Cで高画素だと、ノイズ多いんじゃ」

このネタも非常に多かったが、実はあまり暗所での撮影やISO感度をあげるシーンで撮影できていない。なので、これについては今後の検証で。
いろいろな分析記事を読む限りは、2600万画素のX-T3にくらべて、画素数が大幅に増えているが、高感度撮影の性能は同等だということらしい。

ネガティブ その3
「4000万画素推奨レンズじゃないと・・・」

X-H2が発表されたときに、富士フィルムから高画素を楽しむにあたっての推奨レンズ一覧もあわせて、発表された。そのため、推奨レンズにくらべて、そうでないレンズの描写が劣るという記事をいくつかみた。

富士フイルムのサイトより

僕が持っているレンズで推奨レンズは「XF50mmF2 R WR」1本だけなので、あんまり参考にならないが、他のレンズでもいい感じで写っている気がする。もちろん新しいレンズのほうが、描写が良いに決まっている。それは、どこのメーカーも同じ話が言えると思う。

だけど、次に買うレンズは、推奨レンズから選んじゃうかな。富士フイルムの策略にまんまとハマる感じ。

ネガティブ その4
「バリアングルじゃなくなったので、動画撮りにはきびしい」

これについては、X-T5自体が原点回帰、静止画撮影に寄せた機種と宣言している。さらに、僕自身、動画はほとんどというか、全く撮らないので(動画はiPhoneで・・)、問題なし。むしろ、バリアングルだったら使いにくいと感じる側なので。

ネガティブ その5
「JPGやRAWのファイルサイズがでかい」

4000万画素もあるカメラなので、ファイルサイズがでかくなるのは当たり前といえば当たり前。
と頭ではわかっているものの
・jpgファイルサイズ:16-20Mbyte程度
・X-T5のRAWファイルサイズ:80Mbyte 程度

と、RAWはバカでかい。ストレージの容量も食うので、RAWは圧縮(ロスレス圧縮)して保存している。圧縮すると半分くらいのサイズ(それでも40−50メガ)。

ファイルサイズが大きいということはそれだけ情報量があるということなので、決してネガティブな話ではないと前向きに(お金はかかるけど・・・)。

いまのところネガティブ要素が、X-T5の魅力をスポイルしていることはなく、楽しく撮影できている。


クラッシクネガで撮影

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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