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X-T5とタムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

X-T5を導入したら、どうしても使いたいレンズがあった。
それが、タムロン18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD。
単なる便利ズームじゃないか、と侮るなかれ。

予想通り、いや予想以上に使いやすく、写りの水準も高いレンズだった。
ズームリングが重いとか、望遠域でAFなかなか合わないとか、そんな声もあり、実際にそういった面も否めないのも事実だが、レンズ交換なしに、35ミリ換算で、広角27ミリから望遠450ミリまで使える利便性には何物にも代え難いものがる。

ワイド端27ミリ
テレ端450ミリ

ワイド端の右側のベンチ横の青い腰掛けをテレ端で撮影した作品。とても同じ場所から撮影したとは思えない。

ワイド端
テレ端

ワイドの真ん中あたり左側のライラックをググッと望遠で、ライラックの花びらの解像感も十分。
これももちろん同じ位置から撮影したもので、様々な表現が可能。この柔軟さがこのレンズの真骨頂。それでいて寄りの撮影もこなせる、最大撮影倍率0.5倍とハーフマクロとしても使える。

ワイド端で寄ると、接写作品も撮れちゃう

僕が投稿している「北海道遺産シリーズ」もこのレンズを使えば、もっと幅の広い構図で紹介できると思う。そして、このレンズ、最強のスナップレンズでは、と思う。撮影中に野鳥をみつけたら、被写体認識:鳥に設定し、このくらいシャープにも撮れた。

ワイド端、1.29倍クロックで


難点は、ちょっと重いかなという点。その難点を十分に補えるだけの魅力ある組み合わせだ。
X-T5と18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD、ベストマッチと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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