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ラノベを読んだことがないおじさんがChatGPTにライトノベルを書かせてみた話(9)

ラノベを読んだことがないおじさんが、アニメ「負けヒロインが多すぎる!」等の影響で、自分がラノベを書くならどんなキャラクターにするのか考えてみたら、何だか面白くなりそうなキャラや設定を思いついたのでChatGPT-4o(オムニ)に書かせてみた話の第9回です。

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↓ 初回(最初から読みたいとき)

ChatGPTが書いたプロットは全部で10章。ラストの章です。
まずは物語に登場した恋愛小説『消えない約束』の内容に絡めた展開にするようにChatGPT先生に指示します。

オラわくわくしてきたぞ

ところが、ChatGPT先生がまさかのミスをやってしまいます。
第10章(最終章)をご覧いただく前に、初稿の序盤を少しだけどうぞ。

第10章:最終決断(初稿)

第10章(初稿)序盤

なんと、第6章で開催されたはずの文化祭が舞台です。
この前文化祭やったやろ。ChatGPT先生、意外と忘れっぽいのでしょうか。
私は別のイベントに変えるよう指示、さらに・・・

厳しく指摘

指示した内容
・文化祭とは別のイベント
・歩が学校に居ても問題ないシチュエーション

これらの2つを満たしたイベントをChatGPT先生は数秒で書き始めます。
お待たせしました。第10章:最終決断 の最終稿をどうぞ。

第10章:最終決断(最終稿)

第10章(最終稿)序盤
第10章(最終稿)中盤①
第10章(最終稿)中盤②
第10章(最終稿)終盤

最初に謝ります。エッチな本のくだりは魔が差しました。
ちなみに修正前の歩のセリフは

「私を選んでくれないと……お兄ちゃんの大事な本、全部秘密基地に隠すからね!」

でしたが、この大事な本ってあっちの本だろ?
じゃあ分かりやすくストレートに書かせよう。って事で変えてしまったんです。渉くんファンのみなさんすみません。
そもそも『消えない約束』の内容に絡めて、歩ちゃんを自滅させちゃう展開に持っていこうと思ったんですが、どうしてこうなった。
プロの編集者が私についていたら全力で止めたでしょうか。
私が指示しましたが、渉くんの「それだけはやめろおおお!」の三流小説感といったら(辛辣)。いやでも面白かったー

そうそう、文化祭を進路相談会に変えたのはさすがChatGPT先生ですね!
これなら中学生の歩が高校に来ても違和感はありません。
おじさんの足りない頭では、せいぜい体育祭を思いつくのが精一杯でした。

歩がエッチな本をばら撒くと言った後のひかり(?)のセリフ。
「渉君、そんな脅しに負けちゃダメよ!私が――」
→「エッチな本、全部拾ってあげる!」だったら君は良い奥さんになれる。

指示した内容
・歩の「お兄ちゃん……私もね、お兄ちゃんのこと、誰にも渡したくないの」のセリフをちょっとツン要素を入れて、最後に「でも私もね、お兄ちゃんのこと、誰にも渡したくないの」」で終えてください。
・歩の「私は別に、お兄ちゃんのことなんて好きじゃないし。ただ……」の後のセリフをお兄ちゃん大好きを表現したセリフにして、読者に内心突っ込ませてください。
・怜は「この本、覚えている?三人の女性が一人の男性を巡って争う物語よ。」でセリフを止めて、”結末は一人が自滅して、残った二人のうち一人は身を引くというもの"の部分は渉の脳裏に浮かぶ表現にしてください。
・また、歩の「でも私もね、お兄ちゃんのこと、誰にも渡したくないの」の所をコミカルに自滅した表現に変えて、渉に突っ込みを入れさせてください。
・"(えっ、もう完全に好きだろ、それ……!)"をカット、"読者なら"をカットして、 ”彼女の言葉は完全に兄に対する愛情そのもので、思わず「それ好きじゃん!」と突っ込みたくなるほどのストレートな表現だった。”にしてください。
・また、歩の自滅の仕方を、私を選んでくれないと○○するから!的なセリフにして、渉に「それはやめろおおお!」的な展開にしてください。
・"お兄ちゃんの大事な本"を"お兄ちゃんのエッチな本"に変えて、渉が焦って"何てこと言うんだ"的なセリフにしてください。
・また、歩は秋本ひかりや怜たちをドン引きさせることを狙ったという表現も入れてください。
・それでも負けずに秋本ひかりがアタックしようとするときに教員を登場させてください。
・”本を愛する彼にとって、それは最も耐え難い脅迫だったのだ。”の所をカットしてください。
・また、教員が部室に入るのではなく、前回の "廊下から教員の声が響いてきた。 「進路相談会の次のセミナーが始まります!中学生の皆さん、案内はこのままお進みください!」"に戻してください。


さて、第10章の最後は、この言葉で締めくくられています。
"渉を巡る対立は、まだ終わっていなかった。"

第11章以降があるのか、ChatGPTに聞いてみると

続きがあるんかい

第11章は次回。
そういえば、第10章のサブタイトルが最終決断なのに決断してないな。
(サブタイトル詐欺!)※章タイトルかも


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