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マラケシュ×バルセロナ日記2014 マラケシュ編④

毎日興奮していて早朝4時には起きてしまうせいか、少し疲れが溜まってきました。

マラケシュ3日目の日中は、まず北部を散策!と、思って歩いていたら地元の床屋さんを見つけたうちのご主人様、髪を切りたいとのことで、入店。

店内で散髪を眺めながら待っている間、2匹の小蝿がずっと足元に飛んでいて、日本だったらすごく不快で追い払うところだけど、マラケシュにいると蝿が飛んでる位のことは別段気にするような事ではない。という気分になるから不思議。
床屋さんではずっとコーランが流れていて、これが何だかとても心地よい。

散髪を終えて、いざスークへ。
良心的な価格帯で素材のいいバブーシュのお店があった。

店主のおじさんが色々出してくれた中からお気に入りの一足とお土産を数点購入。
お店の写真を撮らせてとお願いしたら、巨大なサンダルを出してきて、これを履いてるフリして撮りなさい!って。サービス精神旺盛。

いい買い物ができて浮かれて歩いていたら、今度はステキなスカーフが沢山あるお店から、陽気なおじさんが出てきて、ちょっと二階にもいいものたくさんあるからついてきなさいと案内される。

そこには機織り機があって、おじさんと息子さんがどうやってスカーフを織っているのか説明してくれた。
どれもこれも色柄素材共に素敵で全部欲しい位だったけど、厳選の3枚を購入。

次々と素敵なお店に出会えて幸せ。

この日もマラケシュの街並みが見渡せるカフェのテラス席でランチ。
マラケシュの淡いピンク色の建物はどれだけ見ていても見飽きることのない美しさで心癒されます。

夕方からはリヤドのマダムが予約してくれたオススメのハマムへ。早めに着いたからちょっとおやつを買って外で少し待つことに。

ハマムでは、まずサウナみたいなとこに入り、頭の先から足の先の隅々まで垢すり後、全身隈なく洗ってもらった後、マッサージ。
こういうのって地元のおばちゃんがやってくれるイメージだったけど、すごく綺麗な女の子達が対応してくれたもんだから、王様にでもなったような気分。
全てのコースが済んだ所で、ジャグジー付きのプールで遊んで帰った。
こんなに至れり尽くせりでトータル3時間、1人500DH。約6500円って破格!
マダム、ありがとう!!

マラケシュ最後の夜も夕飯は簡単にハリーラで済ます。
お店の少年が、2日連続で来てくれてありがとう!と言ってくれて嬉しかった。

たくさんの人々の優しさに触れて胸がいっぱいです。
変な老人の道案内に軽く騙されて数十円失ったりもしたけど、有るものは与え、無いものは貰う。のが当たり前の文化ではこうやって人の生活が成り立っているんだ。と、妙な納得感はあった。

素晴らしい日々だったけど、ハマムが少し寒くて冷えて風邪の前兆を感じたから、早めの葛根湯!でセルフケア。
朝目覚めた時には治ってた!

明日はいよいよマラケシュを発ち、バルセロナに向かいます。
また全然違う世界だろうから楽しみ。

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*この記事は2014年11月に別のSNSに自身の旅記録としてメモしていた文章に追記、再投稿したものです。

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