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圧倒的に結果が出るようになった試合での考え方


はじめに

みなさん。こんにちは。本日は、僕が圧倒的に結果が出せるようになった試合でのメンタルの話について書いていこうと思います。

前回でも言ったように、僕は高校時代、3年間メンバー外で、公式戦どころが、1軍戦でも1試合しか投げた事がない選手でした。

そんな中で、大学野球に上がり1番苦労したのが、試合慣れです。試合勘ともいうのでしょうか。

大学に入ってすぐに新人戦があり、僕にとって、もう4年ぶりくらいの公式戦があったのですが、登板前のベンチ前キャッチボールから、足ガクガクで「どうしよう」「打たれたらどうしよう」という気持ちで一杯でした。

結果は、もちろん全然ダメで、3つフォアボールを出してしまい、1アウトしか取れず、交代しました。あの時の悔しさは、今でも覚えています。

そんな僕が、どんなマインド、考え方で試合に挑んだら結果が出るようになったのか。という事をテーマに今日書かせて頂きたいと思います。参考になれば嬉しいです。


試合で不安がある人はこんな人

試合で不安がある人の特徴として、練習不足が挙げられます。

他にも、成功体験がなかったりと、色々と考えられますが、1番最初に着手すべき事は、人よりも練習をすることです。

ここでの、“人より練習をする”とは、ただ、練習をするのではなく、考えて練習をするという事です。

考えて練習をするをもっと紐解いていくと。

例えば・・・「Aという課題があり、それを克服する為にBという練習をしている。Bという練習をする時は、こんな注意点があり、こんな事を意識してやらないと、Aの課題は解決しない・・・」

というように、どんどん深く考えてやらないと、練習の本質を見失い練習をしている意味がありません。

よくTwitterで見かけるのが、「あの選手がやっているから」であったり、「Twitterで見かけた練習をやっている」という人を見かけます。

確かに、すぐ行動に移すことはとても良いことです。

しかし、その練習には、どんな効果があり、どんな事を意識してやるべきなのか。なぜ、その選手が取り組んでいるのか。という事を、まず最初に考えなければなりません。

練習の本質から考える力が付くと、成長スピードがさらに上がるかと思います。


全体練習より個人練習

僕が現役時代に大切にしていたことは、全体練習よりも個人練習でした。

理由は、全体練習はやって当たり前だからです。

全体練習では、全員で一緒の事に取り組みます。チーム内で、ズバ抜けるには、みんなが帰った後や全体練習が終わった後からが勝負です。

結局、みんなと違う事に取り組んだり、1人で黙々とする練習が1番自信に繋がります。

なので、僕は全体練習の後に、馬鹿みたいにジム行って、みんなが帰った後に、ウエイトトレーニングや自分で組んだ練習を独自でやっていました。

そういった練習を続けていくと、自然と「これで球速140キロ出るだろ〜」「こんだけやったんだから結果でるわ」という考え方が、自然と出てくるかと思います。

試合中のマインドについては、この後の“マウンドでの考え方”でご紹介します。


試合のベンチでの過ごし方

試合で結果を出す為に、ベンチでの過ごし方にも工夫をしました。以下の3つのポイントと解説をまとめました。

 ①ベンチでは野手にグラブを渡す

 ②相手の打者を観察する

 ③審判を観察する


①ベンチでは野手にグラブを渡す

当たり前ですが、ピッチャーの打った打球を守ってくれるのは、味方である野手です。投手と野手の信頼関係はとても重要になってきます。

そこで、攻守交代の際に、信頼関係構築も兼ねて、野手にグラブと水を渡し、積極的にコミュニケーションを取るようにしていました。

そのコミュニケーションから、相手の打者の特徴であったりと、色々勉強になる事があるので、是非、このnoteを読んでいる方々にも実践して頂きたいです。

こういった準備が、後に自信にも繋がってきます。


②相手の打者を観察

自信を持って投げるのに欠かせないのが、先程も言った準備力です。

例えば、1ヶ月後にテストがあったとします。

そのテストで高得点を取る為に、みなさんは何をしますか?

準備をしますよね。テスト範囲を調べたり、暗記をしたりと。そういった事前に準備をするしないで、自信を持って挑めるかどうか左右されます。

試合も一緒で、先発であったら、相手のスターティングメンバーを見て、左が多かったら、ブルペンで想定したり。リリーフだったら、ベンチで相手打者を観察したりと。

ベンチでは、そういった観察力が大事だと考えています。

③審判を観察する

僕は審判を見て、「今日はストライクゾーン狭いな」「今日はストライクゾーン広いな」とその日によって、力感を変えていました。

ストライクゾーンが狭い審判は少し丁寧に投げよう。であったり、逆に広い場合はアバウトに強い球を投げる意識を持って投げていました。

審判のストライクゾーンを投げる前に確認することは、投手にとって、とても大事ですよね。

こういった準備をした上で、マウンドに上がるか上がらないかでは、全然違いますのでやってみてください👍


マウンド上での考え方

投手の方に質問です。マウンド上で、何を考えて投げていますか。また、どのようなマインドですか。

闘志を剥き出しにして「絶対抑えてやろう」。「絶対結果出してやる」といった色々な意見があると思います。

ですが、僕が辿り着いた答えは・・・の前に先に謝っときます。これを聞いて良い気分しないかもしれないですが

その答えは、「ダメでも良いや〜」です。

開き直るとも言いますね。このマインドになる為には、試合で自分を信じる事ができるくらい、日頃から練習をやり込むというのが前提です。

こういう気持ちで投げるのも、しっかりとした根拠があります。

僕も、元々闘志剥き出しにして投げるタイプだったのですが、それだと力んでしまい。良いボールがいかないですし、コントロールが悪くなる原因にもなっていました。

そこで「ダメでもいいや〜」というような、気持ちでマウンドに立つと、良い力感で投げれて僕にハマりました。

どうしても力んでしまって、結果が出ないという方は、1度試してみると面白いかもしれませんね👍

おわりに

いかかでしたか。少しでも参考になって頂ければ嬉しいです。

今回は、僕が圧倒的に結果が出るようになった試合での考え方について、書かせて頂きました。

もちろん、僕の考え方が合わない事もありますが、1度試してみる価値はあると思います。ぜひ、試してみてください。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
また読んでくださると嬉しいです。
ありがとうございました🙇‍♂️

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