おしゃべりがたまらない

災害支援ナースに登録しようといろいろ手続きやら、書類やら、研修やらを調べている今日この頃なのですが…。


登録書類の記入欄に“得意な分野”を選ぶところがありました。
救急、内科、外科、婦人科、小児科、精神科、その他…だったかな。


看護師14年やってきて、新卒で配属されてから12年半は精神科で働いて、病棟もデイケアも訪問看護も精神科のほとんどは経験済。

でも、その途中の1年半オペ室で身を粉にして働き、急に畑違いのオペ室への異動に戸惑い、泣きながら勉強して、なんとか整形外科の器械だしだけは楽しくなって、得意になったけど、オペ室自体の楽しさを見出せなかったんだよな…。

看護学生時代は自分の性格じゃ、外科系がいいだろうなぁ…なんて思ってたけど、いざ働いてみると違ってた。

私には患者さんとの何気ないおしゃべりが必要なようです。←これ、本当に楽しい。



「共に在り、共に歩く」

デイケアで勤務してた時の尊敬する上司が精神科の患者さんに重要なのは薬や治療ではなくて、地域で暮らす仲間なのだと教えてくれました。
治療や薬ももちろん必要だけど、受け入れてもらえる環境や家族、友人があれば治療や薬はさらに効果があるだろうと。


「何気ない話をできる相手がいることの大切さ」

この言葉がずっと響いています。

たしかに友達とどうしようもない、くだらない話するのがものすごく楽しいじゃないですか。
これって友達が聞いてくれるし、その話題に乗っかってくれるから「あぁー!こんな話する自分でもいいんだー!」っていう安心とかうれしさもあるからじゃないかなと思う。

だけど、精神科の患者さんたちは病気の特性とか症状に目を向けられて、何気ない会話も理解してもらえなかったり、むしろ「大丈夫か⁉︎」みたいに見られたりするのですが、ゆっくり話聞いてみて!
とてもおもしろい話してることありますから。


笑っちゃいけないんじゃないんですか…


なんて思わず、おもしろいことを言ってたら私は笑います。まず、妄想や幻聴のことでも。
「すごいね、おもしろいね」と言ってるうちにいろいろ話してくれて、そこから関係性ができていきます。

なんのことでも話してもらいたい。
病気とか関係なく。


でも、その倍くらい私も患者さんに話してる、どうでもいい話をwww

結局、自分がおしゃべりモンスターなだけなのかも…。


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