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本帰国準備-10か月前

在住10年、ようやく広東語もおぼろげながらわかってきたところ(遅い)

デモの後にコロナとあれこれ激動の香港で生活してきたのですが、子供の進学を機に日本へ帰国することを考え始めております。

現地採用なので仕事を探す必要はありますが、子供の受験シーズン前には帰国して隔離を終えておきたいということでターゲットは年末あたりとなりました。一つずつ準備したことを書き留めておきたいと思います。

企業年金などMPFの現状確認

香港では年金の代わりにMPFやORSOというものに加入する必要があります。今後香港で働くことはない、という風になった場合は早めに引きだすことができるのですが基本的には60歳以降にならないといけなかったような。

私は香港で何度か転職しているのでこれが各社バラバラでしてどうなってるのか把握することから始めました。A社はMPF、B社はORSO、C社はORSOとなっており、B社の残金を引き落とすにはまずMPFとしてまとめないといけないなど摩訶不思議な仕組みになっておりました。

そして往々にしてこういったファンドのホットラインはつながらない。有給休暇で暇な日にこういった作業をやっておきたいところであります。知らないうちにわりとたまっていたりするので忘れるととても残念なことになります。

住居、電話、WIFI、ジムなど契約の確認

住居はおおよそ帰国の雰囲気があったので交渉してわざと固定期間を短めにしておきました。駐車場も同じく固定期間を短縮して契約終了にすると契約違反のペナルティが発生する可能性があります。

私が盲点だったのは携帯の契約。携帯はわざわざ帰国を見込んで1年のプランにしていたのですが、データ量をアップグレードしたらなんと期間が2年縛りになってたんです。。。これは説明されずに売りつけられたと思っているんですが、本当にスマートンなど店舗にいる店員さんIpadガチャガチャーってやった後に「はい、ここにサイン」っていう感じなので気を付けた方がいいです。違約金が10万と言われ白目むきました。携帯の更新がきたら気を付けながら更新されてください。

同じく激しく売りつけるタイプのものでジムの会員権。こちらも2年しばりで短期で終了すると違約金がとんでもないので気を付けてください。

ペットの輸送準備

検疫を通るペットの準備もけっこう前からやっておかないとやばいです。ものによっては注射してから数か月など細かく規約があって難しいので専門家に手伝ってもらう方がいいです。我が家は狂犬病のワクチンと抗体検査についてのみ数年前からちらほらサポートしてもらって万が一帰国になった時に困らないようにしてきました。今回移動の日程が決まっていないのでまた抗体検査の有効期限を延ばすために血液検査をするつもりです。

もう一つとても不安なのがクレート。うちの犬はゴールデンレトリバーでも大き目でXLサイズのクレートには収まるか収まらないかといったところ。XLサイズは2万5千円ほどですが、Giantサイズはこの倍の5万円ほどします。

あれこれ調べて保護施設などに寄付されたものを買い受けることができると知り、問い合わせてみました。なんと7000円ほどで譲りうけることができました。更にこの7000円ほどの金額は「寄付金」として申告できて、税金を控除することもできるんです。

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我が家が利用したのはHong Kong Dog Rescueという団体です。

ご参考まで

Hong Kong Dog Rescue :  https://hongkongdogrescue.com/



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