日々発生する盗撮犯罪 その規模は100億円以上の市場がある。

盗撮犯罪の市場は、約100億円規模と言われています。例えば、福岡事件では10億円、また個人で盗撮を行っていたMr研修生は1億5000万円を稼いでいた(一部のみ)と報告されています。このような盗撮犯は数多く存在します。

今年発表された警察庁の最新統計によると、令和5年の盗撮検挙件数は6933件で、前年の3982件から1196件増加しています。盗撮に関連するサイトの数は数えきれないほどありますが、すべてが利益を上げているわけではありません。それでも、最低限でも100億円を超える規模の市場が存在することは明白です。

「100億円市場」という言葉は、ある業界や製品・サービスの年間売上や市場規模が100億円に達していることを指す、一般的な目安です。この言葉は、急成長している分野や成功したビジネスを評価する際の指標として用いられます。特定の分野や業界が100億円市場に達すると、それはその分野が成熟し、広く消費者に受け入れられていることを示します。

盗撮犯罪においても、この市場規模は非常に大きいと考えられますが、問題は警察が盗撮犯を検挙しても徹底的な捜査を行わない点です。1人の犯人に対して長期にわたって捜査することは少なく、数件の検挙で終わらせることが多いようです。裁判を傍聴していても、そのような姿勢が感じられます。このような状況を改善するためには、すべての犯罪によって得られた収益を没収し、それを被害者やNPO、社団法人、公益社団法人への支援に充てるべきです。また、多くの被害者を救済するための資金として活用することが望ましいでしょう。

私たち「盗撮犯罪防止ネットワーク」は、「NO盗撮(1032)」をスローガンに、被害者の性的尊厳を守るため、盗撮犯罪の実態調査や啓発活動を展開しています。

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