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武士道とは

今日は武士道について書いていきます

こういった昔の本にも少しずつですが触れていこうかなと

この本で描かれていたのは

いわゆる武士道精神というものですね

その内容を外、いわゆる当時の諸外国向けに

一番使われていた英語でかの有名な

新渡戸稲造の手によって書かれているものです


なぜこの武士道を新渡戸稲造が書いたのかというと

あるベルギー友人が

あなたの国には宗教教育がないのになぜ道徳が備わるのか

と問うた時に新渡戸はまごついて答えられなかったようです

その時の答えというべきものを書いたのが本書になります


またこの武士道という考え方ですが

あくまでも日本人としての考え方なため

分かりやすいようにあえて海外や英国の騎士道、哲学や思想を例にとって

似ている部分や異なる部分をあげています

つまり今日本語訳で読んでいる武士道というものは

新渡戸稲造が日本の武士道を英語で書いた武士道の日本語翻訳

という面白い構図になっています


さて中身に触れていくと

武士道には 義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義

という7つの道徳律がなぜ生まれ、それがそれぞれどういうものかを

歴史や人物で例えています


その中で私が気になったのは

「誠」ですね

簡単に言うと「武士に二言はなし」なんですが

そこでは商人がまるで嘘や悪口を平然と言う

みたいなことが書かれており(読み間違っているだけかも)

商道徳と武士道というものは

別で当時はあったのだなと

商道徳といえば「三方良し」や「足るを知る」などが有名ですが

そこには武士道という考えとは

また少し違う思想から来ているものではないかと呼んでいて感じました

武士道と商道徳その二つの考えのもとになった

日本人の考え方がまるであるように・・・


まあこのことに関しては私の推測でしかないので、これに関連した本や商道徳関連の本を今度は読んでいきたいと思います


今日紹介した本はコチラ↓

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