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七十二候にまつわるエッセイ

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季節の小分類である七十二候をきっかけにしたエッセイを、ほぼ毎週週末に更新しています。
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第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)

真鴨は春に北へ帰る。 遠く姿を遥(はる)かせる。 どこへ帰るか。 どこに帰り、どこに居る…

第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)

初夏の風物を詠んだ詩、2首。 ふと見(まみ)ゆ夏の翠(みどり)に掬われる木苺のようにあな…