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七十二候にまつわるエッセイ

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季節の小分類である七十二候をきっかけにしたエッセイを、ほぼ毎週週末に更新しています。
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2024年9月の記事一覧

第四十七候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

秋分。やっと、秋風を感じられるようになってきた。 時候は、蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさ…

第四十五候 玄鳥去(つばめさる)

この夏巣立った燕たちが南方への長い旅に出るこの時節に、思索の射程を延ばすことについて考え…

第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)

今年の京都は夏が長い。いっときふと涼しくなったかと思ったが、また、夏顔負けの日々が帰って…

第四十二候 禾乃登(こくものすなわちみのる)

晩夏の風、百舌、再会に着想した詩、3首。 風薙ぎに草葉も陰も目を細め穂波を眺みついつしか…