きのう、死のうとした話

昨日、死のうとした。
もう無理だった。
つらいことに耐えられなくなった。

ここ最近、希死念慮はいつもあった
実行したのは初めてだったけれど

ドアノブにベルトを縛って、首にかけて
ぐっと体重をかけた。

苦し

ちょっと経つと
自分の喉から今まで聞いた事のないような
くぐもったうめき声がもれてくる

苦しい苦しい

嫌だ、、、

死のうとしたことで、
死にたくないと気付いてしまった

つらくても
自分で死のうとかするやつには
楽に死を与えてくれることなんて
あるわけないんですね
あたりまえなんですけどね

結果残ったのは
首のちょっとの痕と、
頭痛と、背中の痛みと
ものすごい胃痛。

そういえば昨日は
食欲がわかず何も食べてなかった
自分の身体が生命の危機を感じて
胃酸を大量分泌したのかな

その後大泣きしながら母に電話をして
すぐに車をとばして会いに来てくれた
一人暮らしのアパートから
最低限の荷物と共に
夜逃げのように仮引越し

母の作ってくれた優しい野菜と豆腐のスープ
喉のつかえと胃痛であんまり食べれなかったけど
おいしくて優しくて切なくなった

あなたが死んだら悲しむ人は沢山いるんだよって
母がそう言ってくれて
わかっていても、死のうとした時には
冷静にそんなこと考えられないんだなって

だけどそう言って愛してくれる家族がいるって
普段からしっかり考えるようにしよう
つらすぎてつらすぎて苦しいと
考える余裕なくなるけれど
頭の片隅にでもいいから
いつでもおいておこうね

これからも
死にたいと思うのは変わらないと思う
けど
昨日死ぬのをやめられた自分を
たくさんほめてあげよう
そうおもいました。


ひとまずおわり。

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