アニソン合唱祭に参加した話

こんにちは。前回更新からひと月空いてしまいましたね。
その間、書こうと頑張ったら言葉が出てこず没を繰り返したり、何も書くネタが浮かばず虚無になったりしていたらあれよあれよと月日が流れてしまい、休職期間が明けて晴れて労働者に復活したりなどしていました。もうしんどい。

そんなこんなでサボっていたら、参加からすでに一週間たってしまいましたが、本日はさる9月18日に海老名市文化会館にて開催された、副次的文化系合唱祭Day2にオンステしてきた感想を書こうと思います。よろしくお願いします。

ちなみに練習についても過去に記事を書いています。

前日の話

前日土曜日、夜に練習があったので悠長に昼ごろ電車に乗ろうと車で最寄り駅に赴いたら、最寄り駅周辺の駐車場が軒並み埋まっているというハプニングに始まりました。なんとなく午前10時を過ぎると駐車場確保しづらいなと思っていたのですが、まさか利用したことのない駐車場を軒並み巡ってそれでも空いてないなんて思わなくて大変困りました。結局家に帰って親に車を出してもらうという禁じ手を使うついでに親とお昼ご飯を食べたら予定の電車を逃すという第二のハプニング。いろいろなやらかしの蓄積で人生がうごいている。

さてさて夕方ごろ、予定より遅れてホテルにチェックイン。乗り換えの中間ポイントになるのでちょうどいいや、とテキトーに新宿で宿をとったら、駅から徒歩15分とかいう場所だったのでしんどかった。結局この日の練習では最寄り駅だった東新宿駅を利用しました。

さて、夜は合唱ようこの最終練習でした。たのしかったんですが夜の練習は体力的にしんどく、いつもより早めに疲れてしまいました。
指導者の別の団体に兼団している人が多く、ともすれば一日中ずっと同じ場所で練習している人が結構いたのですが、みんな体力よく持つな……すげえな……というのは参加するたびに毎度毎度思っていた。でも来年はわたしもやるかもしれない。バイタリティがあれば。

当日朝の話

朝食付きのホテルをとったのですが前日疲れすぎてシャワーを浴びずに寝たら、朝シャワーを浴びてる間に朝食スペースがものすごい混雑を見せていたのであきらめて道中朝食を買いました。食べるところがなさ過ぎて会場最寄り駅のホームでこっそり飲食しました。計画性のなさが続いている。

台風の影響でものすごい雨の予報だったし、実際電車乗ってる途中豪雨の影響で電車の行き先が変わるとかいうわけのわからんアナウンスに混乱したりしましたが、駅から会場まで歩く間はほとんど雨が降っておらず恵まれていましたね。
おそらく一般参加者の方が会場入りするタイミングではすごい雨だったのではないだろうか、と思うと悪天候をおしてご来場くださった方々には頭が下がる。

さてさて午前中は怒涛のリハーサルでございました。兼団をするとリハーサルが被るのですべての練習に滞りなく参加することが難しいということはわかった。出たり入ったりであわただしくはありましたが、なんだかそれはそれで特別な感じで楽しかったです。
あとホールリハで他団体のネタバレを存分に食らっており、開演ががぜん楽しみになりました。

ステージ感想

開演後の話。簡単に頭に残ってる各団体の感想を。

プラニス(スタァ歌劇団)さん

参加予定だったので曲を覚えており、脳内で口ずさみながら楽しく観ていた。これがしょっぱなでいいのかという圧力。やっぱコスプレとダンスは目を引きますね。たのしそう。

おうたタイムきららさん

大変申し訳ないがジャンルに詳しくないので、前団体に乗ってた友人の早着替えが一番印象深いです。しかし女声が少ないって聞いていた気がするんですが聞いてる感じそんなことなかったのですごい。まっとうな合唱として楽しく聴かせていただきました。

Animation to Musicさん

ジャンルの浅いオタクにも優しい選曲と見た目の楽しさ、ネタの仕込み具合、アルトの低音の強さが印象的だった。女声合唱ってやったことないんですが(しいて言うなら女子高の校歌斉唱は女声しかいない)たのしそうですね。

Nova animaさん

装いに統一感がなかったんですがバリエーション豊かなのにどこか上品な雰囲気があるなあ、と思いながら聴いてました。伴奏にバイオリン入ると聴きごたえが変わりますね。綺麗でした。

しもつきん合唱団さん

一度ステージを拝見していますが特有の衣装に安心感を覚えます。三曲の曲の雰囲気が全部違ったのですが、どれも世界観に浸れる感じがあってとてもよかった。霜月はるかさん楽曲を聴こうと思います。

合唱団スナップドラゴンさん

ネタ曲とまっとうな曲の温度差で風邪を引きそうでした。これがこの団体の持ち味なんでしょうかね……観てて楽しかったです。唐揚げたべたい。
あとこの団体だけホールの若干後方でみたんですが、客席とステージのサイリウムの一体感みたいなのを感じてライブ感あった。

コールなみさん

神々の遊びってこういうことか……あまりにも圧が強い。知らない曲なのに聴いて笑えるって実は結構難易度高いですよね。歌詞がきっちり聞こえるのさすがでした。
美声で紡がれる食べ物の羅列、町田や熱海が神奈川であるという巧妙な(?
)印象操作……いやあもっと聞きたい。あとお金を払わないといけない気がする。

anixsingさん

ここも参加予定だったので急に荘厳にようじょをprprしだしたとき「あ!練習で聞いた!」となって一人でニヤニヤしました。
ステージ上の文化祭感が一番強かったですね。古のオタクのソウルが掘り起こされる感じはやっぱりたのしいです。あと一生懸命フリップに合わせてサイリウムの色を変えるのが忙しかったのでTL弾幕にはあんまり参加できなかった心残りがあります。

さて以下は自分が参加した団体の話です。

ようこの話

この団体は練習回数が少ないながら毎度まとまりが良く、雰囲気も良く、最後まで楽しく練習できたなと思います。特にアルトのまとまりがよかったらしく、聞いていて周りの音となじむ感じがするというか、一体となって一つのパートを作る感じがわかりやすく、大変歌いやすかったです。

ソロが挙手性だったので勇気を出して立候補したら光栄にもやらせていただけることになり、everywhereのラスト3声ソリパートで憧れの「集団から一歩はずれて前に出る」やつをやらせてもらえて、感無量でございました。吹奏楽部の時からあこがれがあったんですが、トロンボーンで低音パートばっか請け負ってたのでソロとかろくにやったことがなかったのです。楽器と歌とじゃ全然違うけれども。
緊張感はありましたが、喉になじむまで覚えたものをそのまま出力するのはそんなにハードル高くなかったな、という印象。結局は歌った量がものを言いますね。ようこで歌った3曲は運転しながらめちゃめちゃ練習したので無事に歌いきることができてなによりでした。

何よりマクロスF楽曲が、シェリル・ノームが、めちゃめちゃすきなので、娘々サービスメドレーのアルトパートは「おれが!俺たちが!シェリル・ノームだ!」感をたくさん味わえて本当に楽しかったです。

あとi doで初めてイタリア語に触れましたがぼくは巻き舌ができない。原曲聴きまくってなんとかそれっぽい発声をしたつもりでしたが最後まで難しいなあ……という印象はぬぐえなかったですね。外国語発声については前にボイトレを受けた時も歌の練習の一環として勧められたことがあり、興味があるのでまた機会があればやっていきたいなと思いました。

公募の話

「歌う2曲をいずれ覚えたかった」という理由だけで軽く飛び込む形で参加した公募合唱は、結果としては合唱としてはあまり経験したことのない練習を繰り返すことができいい経験になったと思います。
思えば発声方法や強弱などを細かく変えて曲を作りこむ感じ、吹奏楽部時代にやったのと似ていた気がする。久しく味わった覚えのない感覚を取り戻した感じがありました。

参加者が(特に女声は)結構たくさんいたので今まで参加した合唱の中で一番層が厚い感じがあり、歌っている中でたくさんの人の歌の奔流に巻き込まれる感があってこれは多人数ならではだなあと思いました。回数の少ない練習の中で曲が出来上がっていく様はさすが、指導者の妙技もあるんだろうな……という印象。面白かったです。

夜の話

時勢柄打ち上げとかがなかったので一人適当に宿の近辺まで戻ったら歌舞伎町には一人でふらっと入れる居酒屋がなく、さんざん一人でさまよった挙句に鳥貴族(2週間前に行ったばかり)に入りました。本番後の酒はサイコーですね。願わくはそれを参加者と分かち合える時勢が取り戻せるとなおいいのですが。
ヒールで歩きまくって足は死んだけど心地よい疲労感に包まれてホテルで眠る夜は悪くなかったです。

来年の話

はてさて、もう来年の募集が始まったりなんだりしているようですね。今年は発狂したせいで無理しない方向にしましたが、来年はどうするかな……
燃え尽き症候群なのか、仕事が始まった弊害なのか、いま非常に精神力が萎え萎えのおかげで感想を書くのも随分間が空いてしまったのですが、徐々に活力を取り戻して来年もまたどこかの団体に参加出来たらなあ、などと思っています。


久しぶりに文章書いたけどさすがに結構書くことが浮かんできたので副次的文化系合唱祭はいい経験でありました。そういうことの積み重ねで心を豊かにして生きていきたいものですね。(ふだん仕事で虚無の心になっている人の顔)

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