正直、ダンスも歌も上手くないのに、あれだけ人気がある理由は?
不完全なダンスと歌、それでも多くのファンに応援されているアイドルがいる。
「それが何故か?」を考えることがヒントになる。と助言をいただいてから約2ヶ月。
まだ学び途中だけれども、一つ書き留めておく。
いまは多くの人が「自分物語」を消費したいと思っている。
圧倒されるような完成品には凄く惹かれるが、継続性が低くなっている。
それは、その作品が「他人物語」であり、作品を観て完結してしまうから。
まだまだ不完全なアイドルが、圧倒的な努力で成長していく過程 に関われることで、ファンはアイドルの成長を「自分物語」にする。
いまは情報に溢れすぎていて、どれだけ歌やダンスが上手くても、どれだけ素晴らしい作品を作っても、それだけではダメで。
しっかりと届けるところまでの圧倒的な努力と綿密な作戦が必要となる。
これも「熱狂的なファン」+「そうでない人たち」両方へ。
そうなると、不完全で余白のある人が、そこから圧倒的な努力で成長していく過程をコンテンツにすることは強い。
そして、いまはそれを実現できるコンテンツが余るほど揃っている。
※インスタのライブ配信、SHOWROOM、LINE LIVE、ツイキャス、ニコ生などなど発信するコンテンツは多々
> ライブ後にライブで感想を伝え一緒に振り返る
> 喜怒哀楽を素直に表現する
> レッスンの映像配信
> 自らライブ会場へ足を運んで貰う仕掛け
etc...
これらを素直に伝えながら努力している人は強い。
これをサッカークラブに当てはめると?!
選手がもっと発信力を持つ必要はあるなと思う。
しっかり自分自身をプロモーションできるように。
きっと、これが上手くできる選手は人として好かれ、多くのファンができる。
この人を支えたい、応援したい、一緒に何かしたいと思わせた人は強い。
きっと引退後も、多くのファンが支えてくれる。
それはクラブも同じだと思う。
ファンの人たちが、自分がこのクラブを成長させていると「自分物語」にできたら強い。
これには、しっかりクラブが「余白」を伝えることが必要。
ただ「余白」とは努力を怠ることではない。
嘘をつかず、隠さず、素直に伝え、努力を続けること。
そして「許す」ことだと思う。
隠したり、嘘をつく人は失敗する。
これだけ情報発信ツールが発達したいま、隠し事はできないと思った方が良い。
いまは 正直で優しいビジネスが成功する時代 なんだと思う。
もっと優しくなろう。