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裏名盤シリーズ#01 ”Joni Mitchell / Song to a Seagull”
気を衒ったアルバムを紹介したい訳じゃない。
名盤の裏側で輝く、太陽と月の関係のような。
ビートルズにおけるジョージハリスンのような。
寡黙かつその確かな存在感に惹き寄せられる。
Joni Mitchell / Song to a Seagull
透明でありながら濃い霧の中にいるような不思議な音楽
再生すると空気が変わるタイプのアルバム。
変則チューニングのギターが不思議な響きを鳴らしているにも関わらず、
歌声はそれを感じさせない自然なメロディを紡いでいる。
それらが深いリバーブによって融け合い、
霧に包まれつつも拡がっていくような感覚。
心地よい。
シングルでは無くアルバムでこそ輝く曲があるが、
この作品はそんな曲だけで構成され、一つの塊としての輝いている。
良いアルバムです
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