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猫様のためにやりたいことをやるために、RABO,inc.にジョインしました

今日からRABO,inc.というAnimal Tech Companyに正式ジョインしました。
とにかくワクワクなことばっかりなのですが、今の気持ちを書き留めていってみようと思います。

zomiってどんな人?

大学時代に桑沢デザイン研究所夜間部でデザインの基礎を学びました。当時はグラフィックデザインに憧れてポスターやパッケージの授業を選択していましたが、就職に迷った挙げ句、3年間ネトゲ廃人に。とあるタイミングで人生で一回はデザイナーやらないと死ぬ時に後悔する!と思い、デザイナーに転身。今に至るまで、制作会社やUIデザイン会社にてコーディング・UIUXデザイン・ワークショップ設計・グラフィックレコーディングなどに携わってきました。

年齢に対する経験値の少なさが焦り&コンプレックスで、とにかく全方位がむしゃらにやるしかない!という気持ちで何とか生きてます。

あと、猫好きの夫の影響で2014年からベンガルとアメリカンカールを飼っています🐱

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デザイナーとして働く内に膨らむ葛藤

これまで関わったプロジェクトはどれも楽しくて、良い経験をさせてもらえたことにありがたい気持ちでいっぱいです。一方で、様々な事情で成果を外に出せないことも多く、もどかしさを感じていました。

デザイナーを志した時の目標と現状の乖離に劣等感や焦りが募って、自己肯定感が皆無な状況に陥りました。当時のマネージャーに「こういう成果がしっかりあるよ」と示してもらっても、自分の無力さを感じるばかりでした。幸いグラフィックレコーディングのスキルを活かせたことで、何とかバランスを保てていました。

仕事という切り口で見ると私の最も大きなコンプレックス対象は「素晴らしいクオリティのアウトプット豊富なデザイナー」で、思い切ってそこから離れるキャリアも検討していたところでRABOと出会いました。

やりたいことをやるということ

RABOは代官山のワンルームにオフィスを構えるまさにスタートアップで、副業メンバーが大多数にも関わらず統率が取れているのが印象的でした。猫飼いである私自身ペット製品への悩みは常々感じていたので、事業内容を聞いたときに既にワクワクし始めていたと思います。

その頃は、アウトプットへの焦燥感も手伝って、仕事というのは責任感や義務感が第一に果たされるべきだ、みたいなことを思い続けてました。もちろんそれは重要なことなのですが、RABOに関わるにつれてまず「楽しさ」が先に立つ感覚がだんだんと強まっていきました。

苦しさの中に見出す楽しさじゃなく、焦りとかコンプレックスとか関係なく、とにかく自分自身が楽しみだし楽しいし作りたい!!!
働く中で純粋にこんな気持ちになれたの、初めてかも!!!!
(※漫画とかで主人公が新境地に至るシーンのような感じで)

いや、だって今まで学んできたセオリーって、アサインされたチームでまず市場調査・ユーザー調査で理解を深めて課題発見と解決アイデアをひたすら考えてプロトタイピングする、みたいな感じだったです。なんかそういうの全部ぶっとばして自分たちが好きなもののために自分たちが欲しいものを突き詰めるって、そんなことが許されるの?いいの??という気持ち。(もちろん調査等はしっかりやっております)

正式にジョインするにあたっては相当悩んだのですが、去年の今頃からは考えられないくらい晴れ晴れしい気持ちでいられていることに、自分自身驚いています。藁をもすがる思いで受けたコーチングで溜め込んでたもの吐き出し&泣き出したのも良い思い出。

選択自体に良し悪しはなく、それを成功にするのも後悔にするのもこれからの自分次第。いつか振り返るときに選んで良かった!と心底思えるように、いま感じているこのワクワクを思う存分形にしていきたいです。

「猫様」という圧倒的ドメイン

自分の興味のある分野として「食」は将来携わってみたいなとは思っていたのですが、「猫(様)」は灯台下暗しでした。

猫たちって本当に素晴らしいんですよ。
悩んだ時も何でもない時も、見るたびにそれまでの文脈分断して新鮮な気持ちで「かわいい!」って思わせてくれるって、驚くべきことです。筆舌に尽くしがたいです。まじで。これまで何度救われたことか。。

自分たちがプロダクトを良くすればするほどに彼らと過ごす時間が増えるだなんて、モチベーションが上がらないわけがありません。猫と過ごして癒やされる→仕事頑張る→猫と過ごす時間が増える→仕事頑張れる、とかすごいマッチポンプ構造に思えてくるw

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とはいえ事業の将来性を不安に思う時もありましたが、代表である伊豫の圧倒的猫様愛&ポジティブ&推進力が信じさせてくれましたし、そんなことに不安感じるくらいだったら自分たちがPetTechシーンを引っ張って事業の将来を作っていくんだということに尽きます。ので頑張ります。

すべては猫様のために。です。

いびつなデザイナーだっていいじゃない

今日が正式ジョインではあるのですが、先月はプロダクトローンチの為にやることが山積みで、1日に何個もアウトプットしなければ間に合わん!という状況でした。紙モノの印刷データを作るのはとんでもなく久しぶりだったし、仕事としてパッケージを作るのは初めて…と、経験の浅さにひたすら恥ずかしくなることばかりです。

が、全て伸びしろ。

しかも気づいたらアウトプットガンガン出来てるじゃん。

コーチングの際に見えてきた自分の価値観で「全体が安定した優等生ステータスより、偏っていてもある部分に特化した極振りステータスの方が好き」というのが我ながら結構気に入っていて。確かにこれまでの経歴を見ると華々しくないし出来ないことのほうが多いくらいなんですが、謎のネトゲ廃人あがりの極振りタイプのほうがトリッキーで面白いし、だから出来ることもあるはず!て信じてます。

先日、代表の伊豫がIncubate Campにてメンターのキャピタリストより頂いた言葉で「Catlogは全員が平均点以上つけるというよりは少人数が熱烈に応援する事業」というのがすごく印象的でした。事業のあり方が自分のあり方にも近くてなんだか親近感が湧きます。という不思議な現象。たのしい。

諸々足りないことは承知の上で、私を信じて託してくれるメンバーと、プロダクトを楽しみにしてくださっているユーザーさんのために、いつでも限界突破しながらがむしゃらにやっていくのみです。

あともう一つ、デザイナーとしてやっていきたいことについて。

アウトプットって企画から要件定義など様々な工程を経た最終地点のような捉え方もありますが、並走しながら現状と少し先を見るための指針として都度作ってチームビルディングしていくというのも重要だと感じています。グラフィックレコーディングをしていて気づいたことでもあるのですが、口頭だけより形が見えるとコミュニケーションが捗るし、共通認識を持ちやすく、次にやることを明確に把握しやすいなと。副業メンバーが多いこともあり、デザインの力で少しでも全体をモチベートして一体感を引き上げていけたらと思っています。

RABOの中では先鋒隊として、ガシガシ作りながら道を探っていく役割が自分なんじゃないかなと感じています。とてもありがたいことに素晴らしいCSメンバーがいるので、背中を預けつつ攻守やっていけたらいいなと!

というわけで

勢いのままに書きなぐってしまいましたが、今後はRABOの香林として駆け抜けてまいります。今日から気持ちを新たにチームもプロダクトももっともっと良くしていきたいので、よろしくお願いいたします!

ねこもふもふ