音楽。

僕と音楽について話してみる。

幼い頃の記憶は曖昧だけど、ちゃんと音楽を音楽として聴いてたものといえば、親がカーステレオで流してたのが印象に残っている。
最も印象に残っているのは、サザンとSMAP。
サザンを聴くと未だにその頃が印象深いし、車内で聴いてた風景を思うと、イメージが浮かびやすい。
SMAPは、特に母親が好きで、SMAPの出る番組は録画していたり、ファンクラブに入ってライブまで行くぐらいには好きだった。
その影響で僕もSMAPが好きだ。未だに、解散したことが悲しく思えるくらいに。
MIJっていうアルバムは本当に名作なので聴いてみてほしい(もちろん思い出補正が強い)。

僕の祖父母の家はとても遠くて、車でノンストップで行っても7時間は掛かるくらいの距離にあった。その道中に、それらの音楽が流れていた。そして、SMAPが流れたときにはよく歌っていた。
祖父が亡くなったときに向かうときにも、SMAPをノリノリで歌っていたと思う。今思えば少し不謹慎だ。「青いイナズマがー僕をせーめーるー」じゃないんだよ。

中学生になると、カラオケに行ったりするようになった。その頃もSMAPばかり歌っていた記憶。
聴く音楽は、友達の影響でV系バンドも聴いていたけど、バンドとかそういう観点ではなく、そういうグループの人たち(SMAPみたいな)感覚で聴いていた。
文化祭では、弾き語りでゆずのカバーをしてた同級生もいたけど、「へぇー」ぐらいの全くの無関心だった。
中学生を卒業する頃にはV系バンドにどっぷりハマっていて、ほとんどそれしか聴かなくなっていた。

高校生になると、片道1時間弱かかる隣の隣の市まで自転車で通っていた。その通学のお供にと、MDプレイヤーを買ってもらえた。
そしてその頃、ほとんどV系バンドしか聴かなくなっていた僕に、僕の青春であるアジカンとの出会いがあった。

アジカンとの出会いはアニメのオープニング。
別に特段良いなぁと思っていたわけでもなくて、
友達が、「お前はアジカンのボーカルに似てる」って言われてから、妙な親近感が芽生えた。
アニメの合間にあるCMでMVが流れていて、確認したのを覚えてる。「うーん、似てるの、、、か?眼鏡ってだけじゃないか?」ってぐらいの印象だったけど、その親近感が消えることはなかった。
そこでハマるわけではなく、次にアジカンに触れたのはコンビニの有線だった。

僕と友達ら3人で、ミニストップのイートインでたむろして帰るっていうのが日課だった。
そしてある日、変に印象的な曲が流れた。
「なんだこれ、なんか変なの、でもなんか癖になる」って友達らと話してた。
するとパーソナリティーの人が、お届けした曲は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「君という花」と言った。
「あ、またアジカンだ」
コンビニでは途中までしか流れなくて、僕はどうしても最後まで聴きたくて、すぐにレンタルCDショップに行った。
そこからアジカンにどっぷりハマっていった。


つづく。

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