全ての仕事は「言語化」から始まる
こんにちは。平塚と申します。初noteです。
ナイルのデジタルマーケティング事業部でマネージャーとプレイヤーとしてのコンサルをやってて、半々くらいのプレイングマネージャーです。SEOとかそこら辺周辺のマーケティング手法が得意です。
得意としているSEOネタは会社のメディアで書けばいいので
※この記事は最近書いたやつ
ここではインターン含め100件近くコンサルティングを関わってきて、マーケティングについてざっくり思うこと、SEOの個人的な見解、仕事の進め方、思考法について書いていきます。
初なんでとっつきやすい新人向けの仕事の進め方の話をしたいと思います。
ウチの職場でよく見られる風景
こんなシーンがよくあります
先輩:このタスク終わった?
後輩:いや、ちょっと悩んでて… 結構考えたんですけど、何から手を付けていいのか分かってないです。あと他のタスクも詰まってて…
こんな感じに、頭の中がぐちゃぐちゃになってて「考えてる」と言ってるけど実際のところはウーンと画面を覗き込んでるだけの思考停止状態。みたいなことが特に新人の方だとよくあります。
特に弊社のデジタルマーケティング事業部はクライアントワークを主としてやっていて、複数のプロジェクトが同時に進行するなんて日常茶飯事。というかそれが前提となる仕事の進め方や目標設定となっています。
となると「いかに最短距離で」「クライアントの求めているもの・成果を出すために必要なものを」「スケジュール通りに」「アウトプットしていくか」「※しかも複数同時進行で」ということが求められるわけです。
自分はそのあたり、普段家でテレビ番組を見ながらPCでNetflixも見つつ、音楽を聞きながらスマホをいじるみたいな同時並行で物事を進めるのが謎に得意だったりするかいがあってか(すみません。100%関係ないです)、思考を整理しながら同時並行でクライアントワークを進め、クレームなども起こすことなく顧客満足度をあげていくことが出来ていた自信があるので、そのあたりの手法みたいなものを今回は共有できればと思います。
すべての仕事は言語化から始まる
やっと本題です。ここで言っている「言語化」とは「言葉にする」。もっというと「文字にする」ということを指しています。ややこしいので今後はテキスト化と呼びます。さっそく記事タイトルを曲げました。すみません
この記事で推奨することとしては、普段ぼんやりと考えていること、悩んでいること、やろうと思っていることは基本的にテキストエディタやEvernoteとかに書き出して、すべてテキスト化を行うということです。
頭の中で考えるという行動自体は重要なプロセスなので、悪いことではありません。ただ仕事をしていると様々な雑音がはいってきます。
例えば自分の場合は
・ミーティングや面談
・一週間に平均3~5件入る訪問
・メンバーからの報連相
・無限に流れ込んでくるメールや電話、チャットツールからの連絡
などなど(雑音じゃなく、重要な業務ですが…)、何か一つの仕事に取り組んでいると必ずこういった業務が途中途中で挟み込まれてきます。
やっとのことで時間が取れたとしても、頭の中だけで考えているといつの間にか同じところでぐるぐると悩み始めて、いつの間にか時間が経ってて、そして話しかけられたりすると振り出しに…みたいなことも昔はよくありました。つらい
そこで、少しでも頭を働かせる事があるのであれば常に「テキスト」におこすことで「ログを残しておく」ことを自分は心がけています。
「テキスト化」のやり方について
・思ったことを全部テキストエディタに書き出す
これで以上です。A4のプリントの裏表紙に1分で書くゼロ秒思考というやり方があるかと思いますが、それを自分はもっと雑にテキストエディタでやっています。
※普通のゼロ秒思考はこの方のブログ記事が非常に勉強になります
自分の場合はこのような上記ブログ記事に書かれているようなやり方ではなく
①まずプロット(大項目)を書く
②段落や親子関係をつけて、ガンガンその中に自分の思っていることを書く
③追加で調べる必要があったら、「(要調査)」とか書いといて、あとで調べてちまちまと付け足していく
④なんか新しくアイデア思いついたりしたらそれも適宜付け足していく
⑤順番とかは適宜整理する
ということをしているだけです。
※実際に施策考えてたときのメモ(一部伏せています)
ガンガン書いていきます。ひたすらタイピングしています。そんなにこのテキストについてもほとんど時間かけてないです。どうせ自分用ですし
ちなみになぜテキストエディタがいいかというと、「⑤順番とかは適宜整理する」がやりやすいからです。テキストエディタならショートカットキー使えば文字列移動できるので、あとでちょこちょこ順番変えやすいです。あと段落とか作りやすい。そういう理由でテキストエディタを愛用しています。
ちなみに自分はSublime Text2を使っています。突然落ちても自動保存されてるので助かります。Windowsの付箋やメモ帳を使ってたころもありましたが、突然データが無くなったりしてよく絶望したのでもう使ってません。
思ったことを全てテキスト化することのメリット
①頭の中が整理される
②考えていることをアウトプットして文字にすることで、客観視して見れるようになる
③忘れられる
ということが主なメリットかと思いますが、自分自身これがいい!と思うのは「忘れられる」ことです。忘れることができることによって、「忘れてもいいんだ!」というメンタルになりますし、脳みその短期記憶部分をあけられるようになります。積極的に「忘れること」で情報の処理速度が格段に上がる気がしています。
また書き出した内容をストックしておくことで、なにかあったときに思考のプロセスを振り返ることが出来ますし、これをベースにして資料を作ったりパワポを作ったときはレジュメとして大活躍します。
自分はこの手法はありとあらゆる場面で使っていて
・今日一日のToDoを決める時
・ブログを書くときのプロットを作成する時
・クライアントと月次定例会を行う準備の第一段階として何を話すか決める時。細かい報告や提案内容を決める時
・SEOやアクセス解析をするときの仮説と検証結果をアウトプットする時
・上司との面談、部下との面談の時
・プレゼン内容を考える時
などなど、「考える」という作業が発生する物事についてはすべてテキスト化を行っています。
自分はこの手法を取り始めてから一度も大きなクレームを生んだこともなく、新卒1年目のときに運用額が事業部内でも最高額水準まで達成することができた一方、並行してブログの執筆など、もともと苦手だった物書きがある程度できるようになりました(まだ苦手意識ありますが…)
なにより頭の回転が早くなったような気がしています。
すべての仕事は「言語化」から始まる
ちょっとかっこつけた記事タイトルにしましたが、(改めて言うと)厳密には「言語化」ではなく「テキストにおこす」です。やってる人には当たり前のことかもしれないですが、この前メンバーの人と話していて全然こういうことをしていなくてびっくりしたので、とっつきやすかったので初noteとして書いてみました。
ぐるぐると同じことに長時間悩んでしまい、思考停止してしまうような「頭の回転が悪い」と悩んでいる人は「まず悩んだら書く」を癖づけするとかーなりかわるとおもいます。以上です
※Twitterもやってるので是非フォローしてあげてください
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