さんふらわあ こばると乗船記(後編)
明石海峡で迎える夜明け
朝6時、おはよう放送と共に起床。
間もなく明石海峡大橋。
というわけで、身支度を整えてデッキに向かいましょう。
ちょうど日の出の時間と重なって、幻想的な風景の中、明石海峡大橋の下を通過しました。
朝の大阪湾を行く
明石海峡大橋を見届けたところでレストランへ。
昨晩は大混雑だったので、ちょっと身構えていましたが、それほど混んでおらずスムーズに入場できました。
朝食も夕食と同じくバイキング。
620円とそれほど高くないのも嬉しいところ。
時刻は6時40分過ぎ、かつての寄港地・神戸の沖合を通過します。
※2008年まで寄港。
神戸を過ぎたあたりで、前方にひときわ大きな船影が。
こちらは大阪に向かうクルーズ船「MSCポエジア」。
昨日の「Seven Seas Explorer」といい、何かとクルーズ船に縁がありますね。
コロナ禍で、外航クルーズ船が全く来なかった頃のこと思うと、少しずつ以前の日常が戻って来たのだなぁ…と少し感慨に浸っていました。
「MSCポエジア」と一緒に大阪南港までラストスパート。
それにしても大きい船です。
なんと全長は293mもあるようで。
「こばると」は153mなので、ほぼ倍です。
大きすぎてマンションが浮かんでるのかと思いました(笑)
大阪南港に到着
7時20分過ぎ、ゆっくりと大阪南港コスモフェリーターミナルへ。
楽しい時間は本当にあっという間です。
7時30分頃、ほぼ定刻通りに接岸完了。
一晩過ごしたこの部屋ともお別れです。
とっても居心地のいい部屋でした。
やっぱりデラックスシングルがナンバーワン!!!
名残惜しくも「こばると」から下船…。
引退まであと3週間を切りました。
まだ何度でも乗りたいぐらいですが、おそらくこれが私にとっては最期の乗船。
あと少し、最後までご安航を…!
今度は「くれない」か「むらさき」に乗って別府に行きたいな。
おわり
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