見出し画像

さんふらわあ こばると乗船記(前編)

来月13日で引退する「さんふらわあ こばると」(以下「こばると」)に乗るため、別府へ行ってきました。

別府国際観光港を散策


さんふらわあ こばると

別府到着後、高崎山へ行ったりなど適当に時間を潰した後、16時過ぎに別府国際観光港へ。
「こばると」とご対面。
いつ見ても整った綺麗な見た目してますね、大好き。

出港は19時35分。
まだ乗船手続きすら始まっていないので、ちょっと港の周りを散策することにしましょう。

まずはこちら、立派なターミナルビル。
こちらのターミナルビルは1983年竣工だそうで、築40年というなかなかの年代モノです。

1階受付付近
1階待合室
2階待合室?
こちらは乗船前に撮影

時間が早すぎて、まだほとんど人もいなかったので、その隙に内部を撮影。
広いです。
こんな立派なターミナルですが、現在ここから発着しているのは、フェリーさんふらわあの別府航路1便のみ。かなり持て余し気味な印象を受けます。
実際2階は抜け殻みたいになってますし…。

しかし、それもそのはず。
このターミナルビルが完成した1983年頃、別府航路は毎日3便(!)も運航されていたのです。それを思うとこの規模にも納得いただけるでしょう。

フォントからして古そうな駐車場案内図

ターミナルビル入口に掲げられている、古そうな駐車場案内図。
上の方、何かテープで隠されていますね…。

どうやら「寄港便 18:35」と書いてあった様子。
それから「フェリーさんふらわあ」の下には「関西汽船」と書いてあったみたいですね。
一体いつ頃からある看板なんでしょうか…。

こちらは「くれない」「むらさき」用の新ターミナル。
現行のものに比べてずいぶんこじんまりとしちゃいましたね。これも時代の流れ…?

「くれない」と「こばると」では乗り場が違います。

新造船への置き換え過渡期の今、船によって乗り場が変わるのでご注意を。
なお、現ターミナルは「こばると」の引退と共に役目を終える予定です。

フェリーさんふらわあの祖先たち

そんな新ターミナル前の駐車場で見つけたのがこちら。
関西汽船とダイヤモンドフェリー、フェリーさんふらわあのルーツとなった会社の夢のコラボ(?)です。
正直これ見つけた時は結構テンション上がりました(笑)

続いてはこちら、観光港の端っこに立っている航路案内の看板。
立てられた当時はたくさんあった航路も、いまでは大阪(フェリーさんふらわあ)と八幡浜(宇和島運輸)を残すのみに。

これをTwitterで呟いたら何故かちょっとバズりました。
Twitterって物好きしかいないんですか(ブーメラン)

いざ乗船!

乗船手続きや買い出しを済ませていたら、時刻は18時過ぎ。
間もなく乗船開始の時間です。
この日は満船御礼ということもあって、ターミナル内は大変な賑わい。
みんな「こばると」の引退が惜しいんですね、わかりますよその気持ち。

大阪南港ATCへ移転した「さんふらわあ歴史館」の跡地に残された関西汽船オールスターズの写真。
この写真どうするんでしょうか?いらないなら欲しいんですが…


時刻は18時30分、乗船開始のお時間です。
それでは、いざ船内へ!

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?