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動物好きの始まり

気が付けば今年の4月で動物看護師として働き始めて15年目に突入した。

なぜ私がこの職業に就こうと思ったのか。。。

そもそもなぜ動物が好きなのか。。。

思い起こせば幼稚園に入る前から私の動物好き(正確に言うと生き物全般好き)は始まっていた。公園へ行ってもみんなが遊具で遊んでる中アリの巣をずっと眺めてたり、生き物を探し回る日々。幼稚園の年少の頃、迷い犬を一時預かった時が初めての犬とのふれあいで感激したことを覚えている。ただ、すぐに連れて行かれてしまい、ショックすぎてロス状態になった思い出も…

それから今に至るまで実は犬や猫といういわゆるペットを飼った経験がない。なのによくこの職業に就いたな・・と。その経緯はまたの機会として

小学校に入る前、父の転勤でマンションに引っ越した為、ペットが飼えない環境を恨みながら育った。でも、犬猫以外のペット禁止に引っかからない生き物という生き物は沢山飼育していました。川に行って稚魚を捕まえたり、カエル、ザリガニ、クワガタ、コオロギ、カマキリ、カニ、サンショウウオ…など数えられない位。食物連鎖もその子たちを見ながら学んだし、観察しているとそれぞれの人生、いや虫生といいましょうか…が見えてきたり、死なせてしまった命も沢山あったので、そこからハエや蚊も殺さなくなった。いや、殺せなくなった。これ以上私のエゴで犠牲を出したくないのと、虫にも虫生があると気づいてしまったから・・!

この考え方はなかなか理解されることは少ないが(でも肉食ってんじゃんとか言われる)確かに肉も魚も美味しく頂いてるので矛盾しているのは確かなのだが、わたしがそれを止めても多分、食肉にされてしまう頭数は変わらないけど、目の前にいるハエを見つけたら即殺すではなく、外に逃がしてあげるだけでその命は一つ助かる訳である、という考え。なので、私は虫も犬も同じ命だと思って今の仕事をしている。

ゴキブリも損な生き物だな~と同情するし、害虫と呼ばれてしまって即殺しにかかる人を見ると悲しくなるし、殺虫剤なんてこの世から無くなればいいとも思っている。

そもそも人間が地球上の色んな命を奪っているのが昔から嫌で、その命を一つでも救いたいと思っていたのと、ムツゴロウさんに絶大な憧れを抱いていたので、将来は動物を助ける仕事か生き物を研究する人か動物王国を造る人になりたいと思っていた。今は動物病院で働いてるが、密かに虫達の命についても誰かと語り合いたいと思う日々を送っている。


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