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「旅」って何だろう旅!

 はじめての旅

憧れていた、ひとり旅!

何するのか何もイメージは湧かなかったけど、1人だ!と思うと、

自分の周りが一気にキラキラの雲と星に包まれて、高い空中で、一本の綱渡りをしているようなワクワクとドキドキに包まれた出発!

そこではじめて会う、はじめての場所、はじめての居場所は、誰よりもそのシェアハウスを愛する設立者の吉田くんが運営する「吉田屋」でした。

瑛太が繋げてくれた、同期の子が立ち上げてるときいたゲストハウス。

凄い!!どんな感じなんだろう!?とわくわくした。毎日やってくる新しい人々との出逢いは、吉田屋に引き寄せられたものでした。自分がたのしい!と感じることができたのは、支えられてることを実感した

自分は人生の初心者で、圧倒的に、経験も、自分で動き出した実績も、数値化して数字を出して誇れるスキルも成果もほとんどない

不安もあった初めて会った人たちのハウス…

その吉田屋のドアをがらがらがらと横にずらしてオレンジ色の雰囲気に包まれた空間に足を踏み入れたときに“あれ、家みたい!”とおもった

はじめて会って、話し始めた時、この家に住む人たちの優しい笑顔を見て、安心した。緊張も少ししたけど、知らない他人である私の話をうんうん聞いてくれ、今どこ?ご飯はたべた?お風呂入る?そろそろ寝よっか?と、気にしてくれた

そのぬくもりのある吉田屋という空間で過ごした時間。もくもくの煙を吐き出すシーシャハウスで語らう中で、皆んなは、自分に「旅」とはなにかについて教えてくれました


ひとつめ、「旅」の式はきまっていない


ヒッチハイクだから。ひとりだから。初めての場所だから。。。〇〇だから、「旅」。と言う方程式はないことを、旅人先輩の体験談を聞いて、知りました。

中には、僕は遠出をしないけど、いつもどこにいても「旅」をしている気分で生きてる。
アーティストの友達

と語る友もいて、旅ってマインドセットなのかもしれない!と思ったりもしました。

語らう中で、自然と出てきた自分の気持ち。

これこれ、こう思うんだよね…楽しそうだな…
に対して、かけてくれた言葉は

“やってみれば、いいんじゃない?”
吉田屋在住の家主

そして、横でこくこくと頷くシーシャラバーの友達。
私は、そんな反応を目の当たりにして、

え!!!いいの?か…
私の反応

と、つい思っていました。

『今までは、タイ行きたいな〜』と言えば、
『行きたいね〜』と言って、
友と想像を膨らませる。

それだけで満足してた自分に気づきました。

澄んだ瞳で、 
「それ、いいじゃない!」
と肯定してくれるから、どこか自分で、ストップをかけていた事に気づけました。

できるのか!!と。

ふたつめ、「旅」は自分できめる

恵まれた私にとって、生まれた時から安心できる環境のイルージョンは与えられてきたものでした。

でも、旅を通して、食べるために、休むために、寝るためには、自分が歩かないと辿り着けないことに気づきました。

また、今や便利になったスマートフォンで使えるGoogleマップをみれば、自分が今どこにいるのか宇宙からの視点でわかる時代です。

しかし、少し工夫をすれば、いつもと違うが楽しめる。2日目に行くと決めたコーヒー屋さんには、出会って半日とは思えないさくらと「スマホを使わない」そして「歩く」とルールを“決めて”2時間半かけてやっとこさたどり着きました。

でも人に道を尋ねたことで、現地の人々の優しさに触れることができた。歩いて行ったことで、見たことなかったドーナツ屋さんを発見したり、異なる宗教について、そんなのを超えた人生について、話したいだけ話すことができた。

2人で決めた「リミット」を決めたことによって、新しい経験ができました。

みっつめ、「旅」はつながり

というより、毎日思い出します。なんだか一種の、世に言う恋ごころみたいだと思っています😄

今、京都で何が起こってるかな?皆んなは元気かな?また行きたいな!もっと色んなところにも行ってみたい!

と思っています!
初めての「旅」の中ではじめて経験したのは…

もくもくシーシャが作る空間での語らい、たばこのロマンを知ること、パチンコ、スロットを見ることと楽しむ方法、The さんぽ旅、凍えるシャワー、宗教を超えた人間として理解をし合えたこと、豆腐ドーナツのおっちゃんに心を見破られたこと、特定の人を探しに行く冒険、眉毛のプロフェッショナルに眉を整えてもらうこと、見たことない楽器の音色を聞いたこと、コーヒー店のオーナーが旅人で沢山話したこと、その人が次に勧めてくれたお店に行ったこと、そこにいたおっちゃんのチャリのうしろに乗ったこと、米粉で作ったケーキを買ってもらったこと、チャリのおっちゃん(名前ちゃんと覚えてます)と道に結構迷ったこと、地下に隠れたDJバーに連れて行ってもらったこと、京都の差別について知ったこと、パインの美味しいジュースもらったこと、京都のバーで“普通にしなよ”と言われて何かがぐさっと刺さった思いがしたこと、情熱的な人に車の例えでとても納得させてもらえたこと、ヒッチハイクで載せてくれる人がどんな人なのか知れたこと…

旅中で出会ってくれた皆んながいたからできた事。皆さん、本当にありがとう!!


「価値は物ではなく関係である」
value is not found in things, but in relations

という事を実感しています!

ここから様々なかたちの旅を続けていくのが楽しみです!

ーーー
エピローグ

旅が終わってから、
新しく見た景色、
新しい出逢い、
新しい価値観、、、
これらを必死に消化しようとしました

自分は、文章を比較的一気に書いてしまう派ですが、今回は、試行錯誤しました。
そもそも自分がなにをどう思ったのかも見づらくなり、まいったなーと思いながら日が過ぎていきました。そんな昨晩朝3時。(?)
ゲド戦記のテルーの歌を聴いている時、
これだ!!と思いました。

正確に現さなくてもいいんだ、

“心を何にたとえよう”
テルーの唄

ジブリの作品に自分のこころを後押しされた瞬間でした。


読んでくれた皆さん、ありがとうございます!
今もまだ実は、消化中ですが、これからチャンスが有れば様々な場所に飛び込んで、新たな経験をしながらさらに深めていきたいと思います!

やりたい事にうまく挑戦できていなかった人に、自分の経験の「シェア」を通して、新しい一歩を後押しできることを願って…!

今後も続きます!


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