しかけた踊りはやめられぬ!踊り狂いの野望
ダンス練習に必要な大切なものを、ご存知だろうか?
鏡である。
モダンバレエ、ジャズダンス、HIP-HOP、ロッキン、HOUSE、阿波踊りと、物心ついてから数々の踊りを経験してきたが、どの踊りでも共通して練習には全身が映る鏡が必要だった。
しかし練習場所の関係で鏡がない場合も、もちろんある。
その場合は、動画を撮りながら練習をする。
いまでこそスマホがあるが、スマホがなかった高校時代はバイト代を貯めてビデオカメラ(当時8万円)を買って夜の公園で練習に明け暮れた。
今はスマホで音楽も出せるし、動画も撮影できる。そう思うと便利な時代になったな・・・
夜の閉店後の店のショーウィンドウ前で踊っているダンサーたちは、そういう理由であの場所で練習をしている。
さあ、妄想を語る時間です
実はダンスにおいて、協調性はとても重要である。
大体において複数人で踊ることになるかと思うが、いくら上手かろうが、ひとりだけ違う動きや違うリズムの取り方、スピードでは成立しない。
不思議なことに、自分のことに関していくら動画を見ても客観視できない人がいる。明らかに他と比べてひとりだけ動きが早いのに、自覚がない。
そういう人ってなんとなく、「あなた、ちょっと早いよ」と注意もしずらい。
そんな時に、分析アプリがあると代わりに伝えてくれるので、周りもそわそわしなくて済む。
そう、「ダンス分析アプリ」を作りたい。
動画撮影したときに、腕の角度、目線、足の動きが線や記号で可視化されるアプリが欲しい。
ひとりの練習でも対応できるように、事前に録画された別の動画と比較できる機能があったりすると更に良い。
立ち位置などのフォーメーションも覚えないといけないので、顔認証機能で位置が記録できたりしたら最高だ。
これは実際の立ち位置を記載した画像である。
曲ごとで何パターンも立ち位置が複雑に変わり、本番によっては同じ曲でもメンバーが変わることも珍しくない。立ち位置が変わると振り付けも変わることもあり、本番直前まで確認に必死になったりする。
今、私が所属しているのは阿波踊りの連なので、本番は掛け声もする。
掛け声がきっかけで踊りの振りが変わる場合もあるので、大太鼓や篠笛の鳴り物の音に負けない大きな声を出す練習も必要である。
なので、声の大きさが計れる機能が備わっていると尚よい。
まあ、私も含めて本番になったらテンション上がって練習にない動きしがちなんですけどね!
早く世の中が落ち着いて、何も気にすることなく大声で叫んで踊りたいものである。来るべき日に備えて、今は練習をするのみである。
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