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2023/11/06 揺れるカーテン【日記】

3連休明けの月曜日。
天気は曇り。11月とは思えぬ温かさに暴風が吹き付けていて、妙な雰囲気だ。絶不調である。
世間はいかがですか、そうだといいなどと人様の小さな不幸を願う私…。

今日で休職明けから丸々二ヶ月になった。(働きすぎで身体を壊し半年休んでいた)
週2日から始めたリハビリ出勤も、今週から週4日にチャレンジしはじめる。
周りからは元気そうだね、変わらないね、順調だねと言っていただくけれど当人の感覚とはちょっと違う。

確かに、今の私は遊びに行くこともあるし、念願の高知旅行にも行けたし、推し活だってできている。
しかし睡眠が私の圧倒的な弱点になってしまって、仕事ができなくなってしまった。だいぶ改善されてきたが、夜がうまく寝つけないこともある。
朝はぎりぎりになって起きれるか起きれないかという状態で、PCの電源をふらふらと入れてダウンしている。ソファの番人と化す。

たとえ出勤日数が増えても、仕事らしき作業をしていても、満たされない何かが私にはある。
週5日で色々な予定を登録することがもう出来なくなってしまった。そのことが、私の身体に大きな、大きな穴を開けている。

週3日で新しい働き方をしていけばよいという考え方もあるし、そう言われたこともある。バイト、いいね。在宅でフリーランスもアリじゃん。とか。

よくわかる。
そうだね、ほんとうだね。
そうしよう。

そう思っていた。

でも、どうしても心の穴が埋まらない。
半年前に、私が決定的に壊れてしまったことを私は受け入れられていないのだ。「できるけど、しないこと」と「できないこと」には天地の差がある。それはそうだとみんなわかっているのだろうけど、それを受け入れられない自分を見つめ続けるキツさに痛められ続けている。

壊れてしまった私を撫でながら、強風に揺れるカーテンを眺めている。カーテンは揺れても元に戻るのに、私は壊れてしまったんだ。

ソファからカーテンを眺めること、それくらいしかできない。
それができると思える日がいつか来るか。来るんだろうか。

2023年11月6日 日記

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