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「読書技術」本を5冊読んで分かった、読書の苦手をなくす方法

みなさんは読書は好きですか?

社会人として本を読んだ方が良いのは分かっているけど、活字がどうしても苦手・・・
会社の人からお勧めの本を貸してもらったけど、
読む気が起きず結局そのまま返してしまった・・・

ということはありませんか?

そんな方のために、世の中には「読書の方法」について書かれた本がたくさんあります。

今回は、その中のうち5冊を読んでみたので、
どうすれば本を全部読めるのか?どうすれば苦手意識をなくせるか?についてお話します。

ポイントは以下の3つ。
①本は全部読まなくてもOK
②読む前に目的を決める
③まえがきと目次をしっかり読む



ポイントを解説するその前に。そもそも、なぜ本を読むと良いのか。2つの理由を紹介します。

①自分の問題を解決するため
本は、自分に生きるためのヒントを与えてくれます。

『あと3キロ体重を落としたいな』
『仕事の残業時間をもう少し減らしたいな』
『上司が理不尽で腹が立つな』

そんな自分にとっての問題を解決する手助けをしてくれるのが本です。
しかも本を書いた人はその道のプロなので、家族や友達に相談するよりもより的確なアドバイスをくれるかもしれません。

②自分の人間性を高めるため
本を読むと、あなたの魅力は今の何倍にもなります。
さらにいろんなジャンルの本を読んでいる人は、教養が高まります。

「教養がある人」と「知識人」は少し違います。
「知識人」は単に大量の知識を持っている人ですが、「教養がある人」は幅広い知識を持っていて、複雑な感情や面白さを理解し、あらゆる情報から物事を認識・判断できる深い人です。

教養を高めることで、色んな人のことを理解でき、どんな人とでも対話することができる、魅力的な人に近づけるのではないかと思います。

では、実際に本を読むためのポイント3つについて具体的に紹介します。

①本は全部読まなくてもOK
②読む前に目的を決める
③まえがきと目次をしっかり読む

①本は全部読まなくてもOK

本を読み切るには、全部読まなくても良いんです!
むしろ、本を読んでいる人ほど、一部しか読んでいません。

読書家は、興味ある章だけ読む、飛ばし飛ばしで読む、ということをしている人が多いです。

一回読みだしたけど、途中でなんか違う・・・となったら、一旦読むのをやめて次の本を探して良いんです。

「難しい!」と感じたならば、一回ポイするのも全然OK。どんどん次に進みましょう。


②読む前に目的を決める

読書をしようと思ったけど途中で飽きることが多い。
そういう方は「なぜこの本を読もうと思ったか」を明確にしておきましょう。

例えば今回私が読んだ読書本だったら、
「本を効率よくたくさん読むために、自分は何をすればいいのか?」という目的を考えます。

そして、実際読む際に「本を効率よくたくさん読む方法」について書かれた部分だけを探すイメージです。

とはいえ読んでいたら目的を忘れがちですよね。
そういう時は、付箋やしおりにその目的をメモしておきます。

③目次とまえがきをしっかり読む

目次を読むと、その本に書かれている内容の大枠がだいたいわかります。
目次を読んで、どこに「目的」に該当する内容が書かれているのかを探し、そこを中心に読んでいきます。
しかし、いきなり内容に入っていくのも抵抗がありますよね。

そこで、「まえがき」をしっかり読むのがおすすめ。
著者がその本を書いた背景や、どういう人に向けて書いた本なのか、本にはどんなことが書いてあるのかが、短い文章で理解することができます。

個人的にまえがきは著者の性格が全面にでるところだと思っているので、まえがきを読んで「この人とは性格があわなそうだなあ」と思ったら読むのをやめるのもあり。

【自分の問題や興味あることを書き出してみよう】

まずは自分がどういうことを知りたいのかを見つけるところから。

メモや付箋でいいので、書き出してリストアップしてみましょう。普段思っていることを紙に書き出すだけでも、頭がスッキリします。

例えば私なら、こんなことを書きます。
・痩せたい
・お客さんへの提案資料をうまく作りたい
・貯金したい etc...

本を読むだけで上位20%

文部科学省の平成31年の調査によると、
日本人の8割以上が月に0~2冊しか本を読んで居らず、そのうち半分以上が本を全く読まないという調査結果でした。

裏を返せば本を月に3冊以上読むだけで上位20%に入れるということですね!!
まずは月に1冊からでも良いので、本を手に取ってみていただけると嬉しいです。

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