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Queenのおすすめアルバム【全アルバム評価&レビュー】

購入及びレンタルの際はリミテッドエディションがおすすめです。
洋楽にハマったきっかけのバンドです。

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Queen(戦慄の王女)

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1st Album. 評価「B」

グラムロック色強めの時代。ポップな感じのクイーンを想定してると面食らうかも。逆に、ハードロック色なクイーンが好きな方ならハマるかも。私は好きです。#3Great King Rat〜#5.Liarの流れが特にお気に入りです。

お気に入り曲→#1.Keep Yourself Alive/#2.Doing All Night/#3.Great King Rat/#4.My Fairy King/#5.Liar/#6.The Night Comes Down/#7.Modern Times Rock 'n' Roll/#8.Son And Daughter


Queen Ⅱ(クイーンⅡ)

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2nd Album. 評価「S」

プログレッシヴ・ロック全開のアルバム。前作同様、ポップなクイーンとは遠く離れた曲が並んでいる。Guns N' Rosesのアクセル・ローズも「俺が死んだらこのアルバムを棺に入れてくれ」という逸話もあるほど、このアルバムを推す人は多い印象。
特にも#6Ogre Battleから#11Seven Seas Of RhyeのBlack Side(ブラックサイド)は人気が高いですが、最初は怒涛の展開でよく分からないかもしれません。私も初めてブラックサイドを聴いたときは衝撃的すぎて理解できませんでした笑

お気に入り曲→#2.Father To Son/#6.Ogre Battle/#7.The Fairy Feller's Master- Stroke/#8.Nevermore/#9.The March Of The Black Queen/#10.Funny How Love Is/#11.Seven Seas Of Rhye


Sheer Heart Attack(シアー・ハート・アタック)

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3rd Album. 評価「B」

キャッチーでポップな曲も増えてきた頃のクイーン。ハードロックなStone Cold Crazy(#8)やノリノリにロックしてるNow I'm Here(#6)など多彩な曲に溢れておりクイーン初心者にもおすすめなアルバムです。ラストを締めるに相応しいIn The Lap Of The Gods...Revisited(#13)には圧巻されます。有名な「キラークイーン」も収録されています。

お気に入り曲→#1.Brighton Rock/#2.Killer Queen/#3.Tenement Funster/#4.Flick Of The Wrist/#5.Lily Of The Valley/#6.Now I'm Here/#8.Stone Cold Crazy/#13.In The Lap Of The Gods...Revisited


A Night At The Opera(オペラ座の夜)

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4th Album. 評価「A」

クイーンの様式美ここに極まれり。歌詞カードに「No Synthesizer!」とわざわざ書くほどシンセサイザーを使わないことをこだわりにしてきたクイーン美学の集大成とも言える傑作です。(次のアルバム以降、路線がまた変わってくるので)
中でもやはりラストのBohemian Rhapsodyは格が違います。単体で聴くのもいいですが、アルバムの流れで聴くとまた違いますので通して聴くのもおすすめです。

お気に入り曲→#4.You're My Best Friend/#5.'39/#8.The Prophet's Song/#9.Love Of My Life/#11.Bohemian Rhapsody


A Day At The Race(華麗なるレース)

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5th Album. 評価「B」

前作"オペラ座の夜"の双子作的な位置付けとなっています。カントリー風なポップソングが多くある感じで、前作とは似てるようで雰囲気は割と違います。バラードも多めです。

ロックなクイーンを聴きたい場合、本アルバムには最初の一曲目くらいしかそういう曲はないので別のアルバムの方がおすすめかも。

お気に入り曲→#1.Tie Your Mother Down/#3.Long Away/#4.The Millionaire Waltz/#5.You And I/#6.Somebody To Love/#8.Good Old Fashion Lover Boy/#9.Drowse/#10.Teo Torriatte


News Of The World(世界に捧ぐ)

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6th Album. 評価「B」

ストレートでシンプルなサウンドが特徴のロック寄りなアルバムです。オペラ座、華麗なるレースのような重厚感のあるサウンドが好きな人にとっては薄っぺらい印象を受けるかもしれませんが、バンド感のあるアルバムって感じで私は結構好きです。ジャズっぽい曲やブルースな曲もあって、これはこれであまり力を張ってない感じが聴きやすいなぁと思っております。
※超有名曲、「We Will Rock You(#1)」「We Are The Champions(#2)」収録。やはりこの2曲は相変わらず通しで聴きたくなります笑
ジョンディーコン作曲の名曲「永遠の翼(#5)」や、カッコいい「It's Late(#10)」など、隠れた名曲も収録されております。

お気に入り曲→#1.We Will Rock You/#2.We Are The Champions/#5.Spread Your Wings/#7.Get Down,Make Love/#10.It's Late/#11.My Melancholy Blues


Jazz(ジャズ)

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7th Album. 評価「B」

アルバム名のJazzはジャズソングが収録されているという意味ではなく、「でたらめ、ナンセンス、雑多な」という意味の方で使われているようで、確かにアルバムとして一貫性は特に感じません笑(Dreamer's Ball(#9)はジャズっぽいですが)
このアルバムの特徴はおもしろい曲が多く収録されている点であると思います。冒頭のムスターファ(#1)をはじめ、Fat Bottomed Girls(#2)、Bicycle Race(#4)など、今までとは一味お茶らけたクイーンが聴けるでしょう。

お気に入り曲→#1.Mustapha/#2.Fat Bottomed Girls/#4.Bicycle Race/#9.Dreamers Ball/#12.Don't Stop Me Now/#13.More Of That Jazz


Live Killers(ライブキラーズ)※ライブアルバム

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Live Album. 評価「A」

Jazzまでのライブアルバムです。充実したラインナップでカッコいいです。

おすすめ!


The Game(ザ・ゲーム)

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8th Album. 評価「B」

アメリカでバカ売れしたアルバムです。ブラックサウンドを取り入れたジョンディーコン作曲「地獄へ道づれ(#3)」は、シングルでも全米1位を記録し、ジョジョの技名に使われたりアイアンマン2の挿入歌に使われたりと、有名な曲であります。地獄へ道づれはこれまでのクイーンらしくないものの私も普通にめっちゃ好きです。ただ、それ以外の曲やアルバム全体としてはそこまでブラックミュージックという感じはしません。

フレディ作曲のロカビリー風な曲「愛という名の欲望(#5)」も全米1位を記録し、当時のジョンレノンの作曲意欲を復活させたという逸話もあります。
お気に入り曲→#1.Play The Game/#2.Dragon Attack/#3.Another One Bites The Dust/#5.Crazy Little Thing Called Love/#10.Save Me


Flash Gordon(フラッシュ・ゴードン)

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9th Album. 評価外

映画「Flash Gordon」のサントラです。フレディの声が入っている曲はFlash(#1)、The Hero(#18)しかありません。独特の雰囲気が楽しめるアルバムと言えば価値がありますね。あとブライアンのギターとか笑。The Heroは隠れた名曲です。フレディの血管切れそうなくらいの迫力ある声は鬼気迫るものがあります。カッコいいので聴きましょう。

お気に入り曲→#1.Flash/#5.Football Fight/#18.The Hero


Hot Space(ホットスペース)

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10th Album. 評価「B」

前作のヒットで見事アメリカに進出し、調子に乗った彼らはディスコ風な曲に手を出し始めました(笑)問題作と言われることもあるようですが、個人的には「そんな悪くないかな笑」という感じです。時代がようやく追いついてきたというのかもしれません。

ちなみにこのアルバム辺りからメンバーがソロ活動に興じ、メンバー間の距離が開き始め、仲も悪くなっちゃいます(Live Aidがきっかけで仲も戻っていきますが)

お気に入り曲→#1.Staying Power/#2.Dancer/#3.Back Chat/#4.Body Language/#5.Action This Day/#10.Cool Cat/#11.Under Pressure


The Works(ザ・ワークス)

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11th Album. 評価「実はまだ聴いてないですw」

結構ベストアルバムに抜粋されている曲も多く、それらのラインナップを見るとシンプルでストレートなロックアルバムという感じなのかな?笑

やっぱり、超有名圧巻ライブ「Live Aid」で披露されたRadio Ga Ga(#1),Hammer To Fall(#8),Is This The World We Created...?(#9)などは印象強いですね。

はいすみません、あとで聴きますw

お気に入り曲→#1.Radio Ga Ga/#6.I Want To Break Free/#8.Hammer To Fall/#9.Is This The World We Created...?


A Kind of Magic(カインド・オブ・マジック)

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12th Album. 評価「B」

このアルバムの雰囲気、結構好きなんですよね。なんかアメコミ風な感じを抱いているのは私だけでしょうか笑

ライブエイドを経たあとのアルバムで、このアルバムを引っさげて行われたマジックツアーも成功を収めます(ウェンブリー・スタジアムのライブもぜひ観てください)

ジョン・ディーコン作曲の#3~#4とかすごくいい味出てますし、#7~#9のカッコよさは異常です。

お気に入り曲→#1.One Vision/#2.A Kind Of Magic/#3.One Year Of Love/#4.Pain Is So Close To Pleasure/#5.Friends Will Be Friends/#6.Who Wants To Live Forever/#7.Gimme The Prize/#8.Don't Lose Your Head/#9.Princes Of The Universe(気づいたら全曲選んでいた)


The Miracle(ザ・ミラクル)

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13th Album. 評価「A」

フレディの病気もあってか、バンドとしての一体感は完全に取り戻し、アルバム全体的に緊張感と迫力があります。後期のクイーンの傑作です。次回作も鬼気迫るものがありますが、やはり次回作はフレディの死とラストアルバムということもあり、なかなか正当な評価を下しづらいところであります...

お気に入り曲→#1.Party/#2.Khashoggi's Ship/#3.The Miracle/#4.I Want It All/#5.The Invisible Man/#6.Breakthru/#7.Rain Must Fall/#8.Scandal/#9.My Baby Does Me/#10.Was It All Worth It (要は全部ですw)


Innuendo(イニュエンドウ)

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14th Album. 評価「B」

クイーンの実質、ラストアルバムです。未だに気楽な心持ちでは聴けないアルバムです。一つ一つの曲に重みを感じます。簡単に人に勧められないという点で評価はBとしました。ただ、ぜひ聴いてほしいと思います。

お気に入り曲→#1.Innuendo/#2.I'm Going Slightly Mad/#6.Ride The Wild Wind/#8.These Are The Days Of Our Lives/#12.The Show Must Go On


Made In Heaven(メイド・イン・ヘブン)

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15th Album. 評価「B」

フレディの死後に発表されたアルバムです。前作のような重みはなくスッキリとした晴れ晴れとした雰囲気を感じます。フレディの死をメンバーがどのように受け止めたのか、なんとなく伝わる、そんな一作です。

お気に入り曲→#1.It's A Beautiful Day/#2.Made In Heaven/#3.Let Me Live/#6.I Was Born To Love You/#8.Too Much Love Will Kill You


【個人的お気に入りアルバム5選】

・Queen Ⅱ
・A Night At The Opera
・News Of The World
・Kind Of Magic
・The Miracle

【厳選お気に入り曲10選】

1.Bohemian Rhapsody(Mercury)
2.Killer Queen(Mercury)
3.Somebody To Love(Mercury)
4.The March Of The Black Queen(Mercury)
5.We Will Rock You(May)
6.We Are The Champions(Mercury)
7.Another One Bites The Dust(Deacon)
8.Under Pressure(Queen)
9.Was It All Worth It(Mercury)
10.The Show Must Go On(May)





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