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自動車雑記 2023年8月20日 ギリ平成の車に20年以上乗っているオッサンが令和最新型の車を買って乗ってみた結果

なんで買ったの?

さすがに平成初期はもう旧車過ぎて、不具合がバスタブ曲線を飛び越えて天元突破してしまうからです。
「旧車は乗って維持」なんて意見もありますが、それは部品供給がある程度見込める型式・年式においてでありまして、マイナー旧車を通勤で使用していた僕には当てはまらないんですよ…
なので旧車を維持するために、通勤等の日常使用に使うそこそこ新しめの足車を調達すると決めた次第です。

で、車はなんなのよ?

このハンドルネームのときは型式を明かさない方針なので、概要を書いておきます。
・1号機【元々持っている車】
 昭和末期~平成初期くらいの、一応スポーツカー扱いされている車(過給器付き)
・2号機【今回増車した車】
 モデル的には現行の、一応令和なスポーティーイメージのある車(ハイブリッド)
まあ、なんとなく特定できそうですが、そのへんはわかっても心のうちに留めておいてくださいw

実際どうだった?

いやー、さすがに30年から差があると別の乗り物ですわ…
そりゃあアクセルブレーキハンドルとかいう操作系は同じですが、やってる事が違いすぎて戸惑うこと…
もちろん途中で人の車やレンタカーや代車に乗ったりはしましたが、短期間だけ乗るのと自分の車として乗るのでは意味が違いまして。
さすがに自分の車ともなれば、それなりに使いこなしたり乗りこなしたいという前提になりますからねー。
一番どこが違うかっていうと、車への入力方法かなと思います。
最近の車はやりたいことをそのまま入力する感じで、古い車はやりたいことを達成するための要素を入力する感じと言ったら伝わるかなー。

乗り心地とか

もうこれはボディの剛性感が全然違う。
実際の剛性がどうなのかはわからないですが、段差を乗り越えたときとかにボディがよれる感じが全くしない。
衝突安全ボディが謳われるようになった初期はかなりぐにゃぐにゃ感ありましたが、平成最初期はまだだったけどそれよりも硬い印象。
もちろん旧車だからボディのヤレ的な話もあるでしょうけど、まさにボディは力ですわ…(車種違う
友人の86(ZN6)に乗ったときもすごく剛性感を感じましたが、それと比較してもいい感じだったかなと。
あと、足回りも乗り心地と走行性能のバランスがいい印象でした。
ちょっとしたワインディングを流していても、車高調仕様の1号機と比較しても安定している印象でした。
嫌なロールとか無いし、破綻しそうな雰囲気が全然無いのでそれなりの場所で攻めても楽しそうな感じですねー

パワー系はどうよ?

ICEとハイブリッドじゃあ比較もなにも…って感じですが、さすがにトータルのパワー感で言えば1号機の圧勝かなーと。
ただ、ハイブリッドもけっこうな加速をしたうえで倍以上の燃費は魅力的…
モーターとエンジンの切り替わりとかの違和感もほとんど無いし、さすがこのあたりは技術が熟成されてきてますね。
エンジンサウンドとか排気音という要素はほぼ無いですが、静かで速いのは別の魅力と言えそうですね…オーディオもよく聴こえるし(笑)
パワー系とはちょっと違いますが、ブレーキフィーリングも回生ブレーキがついていてもけっこう自然ですね。
若干超低速域で違和感ある感じもしますが、常用とは言えない操作域での話なので問題ないかなと。
2号機のほうが車重が重いですが、それ相応の容量のブレーキが付いているらしくストッピングパワーが足りないということはありませんでした。

1号機についてない装備とか

1号機はABSすらもオプション品だった時代なので、運転支援なんて普通に車を買ったらなんにもついていなくて普通でした。
オプションでオートクルーズも付いたらしいですけど、ほとんどつけてる人いなかったんじゃないかなー(少なくとも僕は見たこと無い
ていうか一番戸惑ったのはこの部分で、レーダークルーズコントロールがいい意味でヤバい…
速度設定すれば勝手に前車に追従するし、レーンキープアシストも的確に介入してくれる。
ただそこが1号機からの違和感で、自分が入力をしていないのに勝手に(自動で)車が動くのはさすがに戸惑いが大きかった…
でもこれはギリ平成から令和最新型に乗っているせいであって、テクノロジーについていけていない僕が悪い。
運転操作自体はめちゃくちゃ楽になるけど「自動運転ウェーイ」な人とかが使うと危なそうだなーとも思いました。
あくまで「運転支援」であることを頭に入れていないと、大きな勘違いと事故をしてしまいそう…
車と運転者の信頼感というか相互理解が前提にあってこそ、最大の恩恵が受けられるのかなーと感じました。

その他の点

2号機は純正オプションで選択できるエアロが付いていましたが、これがなかなかカッコいい。
古い車の純正エアロにたまにあった「取って付けた感」が全然しない。
そりゃあ新車開発段階からデザインしてるんだろうから当然といえば当然なんだけど、普通の車ヲタクじゃない人でも付けようかなと思わせそうなデザインは秀逸だなーと。
社外品巻くまではいかないけど、新車装着で替えられるなら個性出したいみたいな需要はありそうですねー。
また、上でも少し書きましたが車内がとても静か。
オーディオのセッティングとかもありそうですが、密閉性も上がってるんでしょうね…
ゴリゴリ走る用途の車ではないので、実用ベースで静かで乗りやすいのはありがたい…

最終的に思ったこと

車ヲタクは、足車とかいいながら結局どこかにこだわりを出してしまう(笑)
正直、最初の選択肢は別の車だったので予算を割とオーバーしていたり…ただ後悔はしていない。
ここに書いていない「その車に乗る意味」とかを考えると、今自分にとって必要だった選択ができているとは思います。
これで普段乗りが楽になった分、1日に占める神経すり減らす時間が減ったのは事実。
その分の余裕は、より運転時の周囲の状況確認やリラックスできるように使えたらいいなとは思っています。
ただ、まだ2号機と僕との信頼関係はまだできていないという認識なので、当面は長距離とかも運転してみて関係性をあげていく事が必要かなーと。
まだドラポジの最適解も出せていないし、ハイブリッドの運転にも慣れていないし…
1号機が僕のことをどう思っているのかわかりませんが、2号機ともそれなりに相互信頼が得られるようになれたらいいなと思っています。





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