皆それぞれ色々あるし、それでも笑っていてもいい
辛いことがありました。自分でなくて大切なひとが、それが更に苦しかった。
なぜ私(達)が?事情を抱えて生きていく現実。
楽しそうな道ゆく人々とすれ違うたびに、羨んだり悔しく思ったり、自分が弱者だと感じたりもした。
誰にも話したくなかった。心底は誰かに聞いてほしかったけれど、哀れまれたくなかったから。
しかしそこは社会人、親族や職場など、話さざるを得ない人もいる。相手も反応に困るだろうな、と引け目を感じつつ伝えた。
そうしたら。
「実は私こうでね、」「会社の人には黙ってたんだけど…」って、様々な人がそれぞれの事情を打ち明けてくれた。そして私の気持ちを自然に汲み取りながら、「普通」に捉えてくれた。
『生きていれば皆それぞれ色々ある。』高齢の両親が事あるごとに言う言葉がしっくり来た。
笑っていても皆色々と抱えている。逆に言うと、色々あっても笑っていていいんだ。
人を思いやり、受け入れ、フラットでいること。本当の優しさを久々に感じた気がする。
言葉で表すのが難しいけれど、優しく、楽しく、「普通」に生きていけばいい。
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