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パンと天ぷらで、気持ちがゆるゆるとなりました。

こんにちは、nの部屋です。
今日も昨日に続き、食べることについて書きます。

私の街には、駅前に朝市があります。
庶民の台所ですが、繁華街にあるので、パルコと隣接していたり
最近では、通信会社が大きなビルを建てたりと
都会の中にあることのギャップが
観光客や外国人には、かなり萌えかもしれません。

2019年に朝市の中にパン屋さんができて気になていました。
朝市でこれまでパンが主役になるような話はなかった中で
ここは、パンが美味しいことはもちろん
店構えのお洒落さと立地(朝市商店街の奥の方に隠れ家的にあります)で
結構な話題になっていました。
最近、やっとこのパン屋さんに行くタイミングがあり、
ちょっと遅めのお昼をいただくことに。

店の前までいくと、先客(常連風のマダム)が店頭の男性と
お話をしています。
(ここは、店内に入らず、店頭でパンを頼みます。いわゆる
たこ焼き屋さんとかみたいな感じ)

並びながら、店内も覗き見てみると
店の中にも、男性が一人。
店内はパンを焼く機材や調理スペースです。

ここで、この男性たちが作っているのかー。
と、思いながら、メニューを見ていると。

あっ、私の番になった。
あわてて、2つパンを注文しました。(チョコレート系とフォカッチャ系)

店頭の男性は、簡単にパンの説明をしてくれます。
会話が少し慣れてきたところで、

奥の作業をしていた男性から
「パン温めますか?」
と聞かれ、
私が、「職場に持ち帰るからすぐに食べられないから大丈夫」と答えると、
彼は、「会社でオーブンで温めることできるの?」
私は、「うーん、難しいかな、でも大丈夫です」

ここで会話は終わるかなと思うのですが・・・
彼からは、「今温めてあげるから5分待ってよ、歩きながら食べたら?」と。

一歩朝市を出たらパルコなどのある繁華街です。
でも、なんだか私はこの言葉にすごいほっこりしました。

この人には、これが自然なことなんだなー。
なんかいいなーと思いました。

温めてくれたパンはアルミ箔に包まれて
いい香り。チョコのパンも温めるととっても美味しかった。
パルコの横にある小道にあるご飯を食べるには向かない
ベンチで一人でパンをかじっても気持ちは豊かです。
ハード系のチョコパンも初めて食べました。
今まで食べたチョコレート系のパンで一番美味しかった。

自分の常識を少し、くずして心まであっためてくれた
パン屋さん、ありがとう! また、行きます。

天ぷらのことは、またの機会に。



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