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41パックを使った『パイオニアシールド in note place』を体験して得た6つの💡気づき
2022年9月17日
10月28日~30日にラスベガスで行われるマジック:ザ・ギャザリング(以下:MTG)30周年記念イベント『Magic30』にて開催されるイベントの1つパイオニアシールドが、東京は青山のnote placeで一足先に行われた。
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パイオニアシールドとは、MTGのパイオニア環境で使えるセットから各1パック合計41パックを使って60枚デッキを構築するゲームである。構築時間は開封時間と合わせて60分だ。固定3回戦で今回の参加費用は22000円。
本記事は、筆者がイベントに参加して得た気づき💡を語っていきます!
気づき#1:パイオニアシールドの体験はプライスレス
本フォーマットを遊んでみたところ、想像を越える楽しさだった。参加費用22000円だと1パックあたりの値段は……と考えはじめると躊躇してしまうので、体験にお金を使うことを目的にして良かった。やってみないと解らないコトがあるのだ。
BO3、スイスラウンド3回戦の結果は赤白を使って1-2
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ラウンド1:vs 緑単 o-- ※諸事情によりBO1
ラウンド2:vs 5Cゴロス xx-
ラウンド3:vs 青黒タッチ緑 xx-
事前に準備して上手くいったこと以上に、失敗したことが多い。次回に向けて得た気づき💡を残すことにした。巨大なカードプールでシールドをするときの参考になれば幸いです。
準備したアイテム
経験がないフォーマットで60分の構築時間は足りなくなることが予想できたので、装備品を用意をした。
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スリーブ120枚くらい
スリーブ済みの基本土地 各20枚
ゴミ袋
ハサミ
結論としては、どれも必須ではないがあると良い。
気づき#2:開封作業をルーチン化する
ゴミ袋を持ち込むとパックゴミを手から離す際に流れるように捨てられるので便利。ゴミが散乱しないのでカード整理しやすい。ハサミはパック開封のルーチンを固定化できるので、開封速度が安定する。
気づき#3:好みの基本土地を予めスリーブに入れる
スリーブ済みの基本土地があると、デッキ構築時に、土地を取りに行ったりスリーブに入れる手間がなくなるので、数分の時短に繋がる。好きな土地で統一できるので、プレイ中の気分も高揚する。
※個人差があります
※単色デッキを考慮すると基本土地は各色24枚が望ましい
準備した戦略
知識は最も軽い武器である。デッキ構築をどのようにして円滑化するかが、肝になると考えた。ワークフローは以下の通り。
パック開封のたびに、カードを色別にコモン、アンコモン、レアに分ける
特殊土地を確認してマナベースを把握
デッキを1つ作る
セカンドデッキの可能性を探る
実践のあとに振り返って見ると欠点だらけだったことに気づいた。
気づき#4:ルールを把握してから戦略を立てよう
私が犯した最たるミスはルール把握を怠ったことだ。いつものリミテッド感覚で40枚でデッキ構築をしてしまい、1回戦ゲーム中に判明した。起点でゲームに、敗北していたのだ。
固定3回戦で3-0した人に賞品があります。
フォーマット:パイオニアシールド
パイオニア環境で使えるセットから各1パック合計41パックを使って60枚デッキを構築します。
構築時間は開封時間と合わせて60分です。
by はま
60枚でデッキを構築する項目を読み飛ばしていた。本当に恥ずかしい!
※対戦相手のzakioさんのご厚意によりBO1勝負で仕切り直しとなった。詳しくはzakioさんの記事でお楽しみください。
気づき#5:プレイアブルなカードを分ける
レア・アンコモン・コモンでソートしておけば、強い色は何となくわかるだろうという安易な考え方でデッキを作り始めたことが間違い。同イベントの参加者のけーえすさんの思考が参考になりました。
①レアだけを見て使いたい色を確認、使うカードをピックアップ
(今回は緑白)
➁最新パックから順番に使えそうな優良生物、除去、サイドカード、土地を各色ピックアップ
③デッキに入れてみてシェイプアップ
by け〜えす
大会使用デッキと反省後に作ったデッキは全くことなるモノになった。
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『ソート済みのカードを優良クリーチャー・除去・サイドボードのみにする』の工程を加えたら明らかに変化が生まれた。
41枚のレア視界だと赤の印象が強い、次点で白と赤白のレア4枚が目立ち、ボロスを選択してしまったが……
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使えそうなカード達のみに視界を整理したら、青黒赤の構築が見えた。
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通常シールドは6パック・90枚のカードで構築するのに対し、パイオニアシールドは41パック・615枚でデッキを作る複雑な環境だ。だからこそ、『使えそうなカードを何となく束にしてよさそう』が通じないことに、気づきやすい学びがあった。
気づき#6:デッキ1つだけをサイドボードも意識して仕上げる。セカンドデッキは作らない
試しにセカンドデッキを残った時間で作ってみようと試行錯誤したが、最初に作ったデッキを越えるモノを制限時間内につくれなかった。自分の実力では1個のデッキを作ることすら出来ていない。だったら1つのデッキに愛を注ぐべきという結論に至った。
代わりに余った時間は、先手・後手を意識したサイドプラン作りに使う。実力が備わるまでセカンドデッキは封印する。
再構築した戦略
何となくやってたシールドデッキの作り方を本イベントを通して見直すことができた。
パック開封のたびに、カードを色別にコモン、アンコモン、レアにソート
特殊土地を確認してマナベースを把握
ソートしたカードをレアリティごとに使えそうなカードのみにする
60点のデッキをつくる
デッキの方向性から使えそうなカードを探して80点以上に仕上げる
先手と後手のサイドボードプランをつくって90点以上を目指す
完成
次回の開催が待ち遠しい
広いnote placeでとてもプレミアムなシールド体験を楽しむことができました。パックを開けるごとにステレオサウンドで「◯◯でた!!!」と叫び声が聞こえたり。勝負中は、「なに?! その友情コンボ! すげぇ!!!」といった和やかな雰囲気で始まりから終わりまで、楽しめました。
プレイスペース提供:note様・須山様
41種類のパック準備&運営:MUSUKOさん
企画&運営:hama-san
&一緒に遊んでくれた、皆様に心から感謝します。
もしかしたら、残ったパックで2回目をするかもしれないとのことでした。機会があれば興味をもった方は、お財布が許せば、ぜひ遊んでみて欲しいです。私もリベンジしたい!
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