29歳バツイチ、マッチングアプリ3週間で彼氏できた話
2024年3月某日
人生初のマッチングアプリを始めた。目標はひとつ、1か月以内で決着をつける。恋人を作れれば最高だけれど、まずは自分を知りたいていうのも大きかった。
どんな人に自分は惹かれるのか、相手のどんなところがニガテと感じるのか。そして私はマッチングアプリに向いている人間なのか。
今回はお会いした男性のエピソードを書いてみました
No.1 知的な話をしてください君
アプリ登録10日目 昼ごはん
初めてマッチングアプリの人と待ち合わせ。第一声が「期待していなかったけど写真よりイケてますね」失礼なやつだった。真っ白な歯に日サロで焼いた感じの光っている肌。花粉症で涙出ちゃうからサングラス、鼻水は出ちゃうけど肌が荒れるからマスクはNGとのこと。私と同い年。
ネットで調べたようなモテテクニックはあまり私には響かなかった。道路の車道側を歩かせない事、ささやかなボディタッチ、一口頂戴。これは好きな人にやってもらうからいいのだな。20代で転職3回(職種も全く違う)は経験豊富な印象よりは長続きしない人なのかなって不安になっちゃった。営業経験ある割には私へのヨイショはへたっぴ。「知的な話をしてくれませんか?自分、知的な女性が好きなんです」には衝撃が走った。
解散後、アプリ内で「無事におうちつきましたか?」のメッセージ。ありがとう、そっと閉じさせていただきました。
No.2 優柔不断くん
アプリ登録10日目 夜ごはん
昼の男性からはしごさせていただきました、ごめんなさい。
会う前にLINE交換していました。電話での話し方がゆっくりで優しい感じの方。一緒にいれば私も穏やかになれるのではないかと期待大。会ってみたら物理的距離が近いタイプの人だった。夜ごはんのメニュー開きながら「これもいいし、あれもいい。こんなに食べられるかな、でも今日は特別な日だからなぁ、奮発しようかなぁ」真剣に悩んでらした。引っ越し検討しているって話からの今見ている物件リストを見せてくれて、からの「あ…全部掲載終わっちゃってるや…」には笑わせてもらいました。私の2歳年上。
お店を出て、寒いねっていいながら私のダウンの袖の中に手を入れてきたのはダメやで。次いつ会える?会いたいな?じゃないよ、気軽に触らんで。
マッチングアプリの自己紹介文で、公園デートで喜んでくれる女性がいいですはお金がかからない女がいいの同義語かと感じてしまった男性でした。
No.3 付き合っていないけど別れ話くん
アプリ登録14日目 カフェタイム
最終的に3回デートをしました。3回目のデート帰りに振られました(告白はしていない)
初回デート前、アプリ内でかなりメッセージのやり取りを続けてた。私の自己紹介を読み込んでくれて趣味や話したことを全て覚えてくれて、試してくれた。写真やプロフィールを更新するとすぐに気づいてくれる。私の1歳年下。待ち合わせ30分前に来て下調べしてくれていたらしい。最近買った本が同じだったり、生活スタイルや住んでいるところも近いものがあってかなり合いそう。2時間くらいで解散したけど、帰り際にはどちらからともなくLINE交換を。1週間後に朝から会う約束をした。
2回目のデートは突然だった。1週間待たずに会いたいと、夜デートをすることになった。デート中「ごめんなさい、ほかにもアプリ内で連絡を取っている女性がいます」と突然の告白。全然問題なしなのに隠せないのも真面目故にか。いい子だなと思ったと同時に私には彼ほどの純粋さはないことを痛感。もっと色々な人と会って比較してそれでも私がいいと思うのなら引き続き会いましょうって言ってしまった。私には無い純粋さが重みになりそうに感じてしまったデート。3回目のデートの予定を立てて解散した。
3回目のデート。なんとなくお互いに前ほどの熱量が無いことを感じている空気感。でも純粋にTHEデートで楽しかった。帰り道真面目な彼が口を開いた。「デート、楽しかったけど今日で会うのは最後にしませんか?フェイドアウトは自分には合わないので伝えます。尊敬という感じでお姉さんや先輩という感じです。付き合うことはなさそうです」彼は涙を流しながら伝えてくれました。いい子だなぁ、幸せになってください。
No.4 結婚ガチガチプラン君
アプリ登録14日目 夜ごはん
さくっと会いました。公務員でひとつ年下の男の子。別件(別でマッチングした男性)とお昼にお出かけする日の朝にプラン君とマッチしました。たまたま出かけ先が被ったのでお互い用事が済んだあと会いましょうと、当日に会うことに。待ち合わせはまではかなりスムーズ…でしたが、指定されたエレベーター前に到着しても誰もいません。メッセージでは「エレベーター前につきました!」と来ていたのに私がついた時にはいない。私が着きましたとメッセージを送ると棚の陰から出てきました。彼の見た目審査通らなかったら私はフェイドアウトされていたのかも?
無事に合流できてから夜ごはんを食べに移動。美味しいごはん屋さん調べてくれていて嬉しかった!ただ、4日前に別の人と行ったお店で、なぞに週2で同じお店の同じものを食べることになりました(自分が悪いから隠し通した)
席についてすぐ、結婚の意思について確認がありました。結婚式のプランにいても聞かれました。ちょっと早いんだよなぁと思ったけどこれもまたマッチングアプリ故?確かに希望が合わない人と始めてもお互いに苦しくなるのかも。
家族の職業の話、実家の場所(主に裕福さについてがメインだったけど)などなど色々教えてくれました。希望や目標がしっかり定まっている彼なのでマッチングアプリより結婚相談所のほうが向いてそうだった。最後それをお伝えし、お互いいい人見つけましょう!頑張りましょうね!で解散となりました。
No.5 色付きのものは飲まないさん
アプリ登録17日目 夜ごはん
初めてバツイチの人とお会いしました。年齢は6歳上。背が高くて歯が真っ白、日焼けしていて鍛えられている身体という見た目の人。前の奥さんのことを前妻て呼んでいたなぁ。
アプリ退会するからと、事前にLINE交換をしていました。ただ、LINEがすごい。会う前から次の約束まで決めてこられたり、公園デートの打診されたり。がっつがつ過ぎて初対面が怖くて仕方なかった。余裕のなさというより連れ込まれたりの怖さ。会わない選択肢もあったけれど約束してしまっていたから会うことにしました。ここで気を付けていたのは①お酒は飲まない。②2件目には行かない。③触らせない。そして念には念をで友人に21:30に電話を鳴らしてもらうよう依頼していました。(結局その前に解散しましたが)
イタリアンに一緒に行きました。メニューを私に渡し、「あなたの好きなものだけを食べましょう」これとこれどっちが好きか聞くと両方注文されました。飲みのもを聞くと「(ホワイトニングのため)色が付いている飲み物は飲まないので水で」とのこと。意識は高いかもしれないけどなんとなくもう一緒にごはん食べたいとは思いませんでした。
ホワイトニングのためだったら牛乳かカルピスでも飲んでおけ〜!!!!!
No.6 大本命くん
アプリ登録27日目 ランチタイム
3歳下、色白韓国アイドル風のキレイなお顔の彼。マッチングアプリのアイコンが加工アプリで撮った写真だったからトークのやり取り中に写真を数枚送ってもらいました。2週間のほぼ毎日の電話を経て、当初の予定から2週間前倒しで会うことになりました。
初めて顔を合わせたとき、お互い目の見開きパッと顔が明るくなってドキドキしたあの感じは忘れられない。挨拶しながら私の手は震えていて、向こうは足に力が入らないと言っていた。お互いにかなり緊張していてかなり期待してしまっていた。
ランチは予約してくれていたお店へ。すると彼が店員さんへ「早くついてしまったけどいいですか?」と。実は私15分遅刻した…と思っていたけど実際は集合時間を1時間勘違いしていました。私がLINEで集合前に謝罪しながら到着時間を伝えていたから彼も急いで出てきてくれていたみたい。(大迷惑をかけた)ランチはシェアしながら楽しく。
その後公園へ移動して3時間近くお話して、名残惜しくなってパンケーキ食べて解散。そしてその日の夜にまた電話してお互いの印象を話し合って、、、。
おまけ
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