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1月環境からの赫オルフェゴール

こんにちは。

SNSで赫オルフェゴールを使用している型を一定数見かけ、海外の方も含め質問が飛んでくる事が多かったので1月環境からの構築の変化、採用理由等をお話しできればと思います。

一応、説得力担保の為にCSの結果でも載せておきます。

決して良い戦績とは言えませんが…。

では早速。

構築

《赫の聖女カルテシア》及び《赫焉竜グランギニョル》軸としたオルフェゴールです。

以前、こちらの記事でも紹介しておりますのでご覧下さい。

2枚初動に展開を依存しているので《赫焉竜グランギニョル》の素材になれない《無限泡影》《墓穴の指名者》を不採用とし、素材になれる誘発を積んで先手の出力を弱らせ、後手を返しやすくする事を前提に考えました。

明確な強みとして「墓地、前盤面、バック、手札」に妨害を散らし、対処しにくい状況を作り続けられる事で、返しのターンでキルを取れる事でも、封殺できる盤面を生み出せる事でもありません。

欲張ってキルが取れなかった時に押し切られて負けるので、盤面と墓地を枯らし続けてリソース差で圧殺する速度の遅いデッキ、ぐらいに考えて回していくのが良いと思います。

勝ちに行くより死なない事を優先するイメージです。

次はカテゴリ分けして採用理由を解説します。


オルフェゴールについて

《オルフェゴール・ディヴェル》…気炎orカルテシアで切って1番強い札なので3枚。

《オルフェゴール・トロイメア》…グランギニョルで落として起動します。2枚採用も選択肢としてはアリですが、引いてしまう方が困るので1枚。

《オルフェゴール・スケルツォン》…グランギニョルスタートをすると展開の途中でギルスを使う関係で、マスカレorバルドレイク等の落とす手段を立てないと厳しくなります。単体で仕事をしない為1枚。

《オルフェゴール・カノーネ》…展開補助。リンクリボーという闇属性を捻出できる為、深淵の獣と相性が良い。ネームを削っている為1枚。

《宵星の騎士ギルス》…唯一素引きしても良いカード。とは言えカルテシアと召喚権を食い合うorトロイメアを落としてスタートした場合にディヴェルからリクルートするのがこのカードになる為、基本的には引きたくない。制限。

《星遺物-「星杖」》…素引きして最も困る為1枚。

《オルフェゴール・ガラテア》…ピン刺しでも充分ですが、ディンギルスを1番コスパ良く生成出来ることを評価して2枚。

《オルフェゴール・ロンギルス》…相手がマスカレを無理矢理使わせてきた時に着地させる。流行りのスプライト系列が確実にリンク先を踏む為、除去効果が通る事は多いです。必須ではありません。

《宵星の機神ディンギルス》…ピン刺しでも充分ですが、回し方がかなりシビアになり妨害で破綻しやすい点や、2枚目を場のオルフェリンクに重ねたいことが多いので2枚。
ただ、ロンギルスにも言えることですが肝心な除去がティアラに対して機能しにくいのが難点。

深淵の獣について

《深淵の獣ルベリオン》…永続魔法罠がシンプルに強い+【深淵の獣】自体が強いので3枚。

《深淵の獣ドルイドヴルム》…烙印の獣と合わせて1番強い+気炎で切れる札を増やしたく、獣と相性が1番良い為、2枚。ティアラを重く見るならバルドレイク、新弾後はアルベルに変更予定。

その他…基本的にはマグナムートで使い回すので1枚ずつです。

手札誘発について

《エフェクト・ヴェーラー》…深淵の獣のコスト+グランギニョルの素材になるモンスター効果無効持ち。泡の代わりぐらいの認識で結構です。墓穴を貰いますがオルフェに貰う方よりマシと考えましょう。
グランギニョルを2枚採用している場合は気炎で切る選択肢になります。

《D.D.クロウ》…深淵の獣のコスト+グランギニョルの素材になる墓地メタ。【深淵の獣】で対応できない儀水鏡、泉、ムドラ、キット辺りも退かせるのでそもそも現状強いです。
リンドヴルムを刺すと気炎で切れるようになります。

その他モンスターについて

《クシャトリラ・フェンリル》…後続が呼べないとは言え、事故を誤魔化せたり厄介な永続魔法罠等を飛ばせるので採用。ただケルベクで叩き落とされた挙句、アウスで釣られて地獄を見ました。

《機巧蛇-叢雲遠呂智》…気炎で切ってSS、そのままカルテシアで融合ができる為、無理矢理動くことも出来ます。キルを取りにくいこのデッキで打点を増やせるは高評価。

《黒衣竜アルビオン》…カルテシアを握ってる際の気炎でサーチする枠。復烙印を釣りやすくなり、素引きしても困らないのが優秀です。

魔法罠について

【オルフェゴール】…各種1枚ずつ以外は事故要因にしかなりません。プライムは選択肢としてアリですがこのテーマにおけるドローがイマイチ強くないので現状は不採用です。

【烙印】…初動の気炎が3、復烙印、獣が1枚ずつ。気炎は深淵の獣のコストも捻出出来る上に、帰還も出来るのが《混沌領域》に勝る点。

EXについて

《トポロジック・トゥリスバエナ》…罠型に対してイージーウィンを狙えます。罠型が一定数いる以上は必須と考えます。

《デスピアン・プロスケニオン》…グランギニョルの墓地効果で出します。スプ系列に効きやすく、単純にスタッツがデカいです。ただ、光属性なので制約上出せないことも多いのでマスカレの素材は担保したいです。新弾後はルルワリスと変更予定。

《鉄駆竜スプリンド》…気炎対応の機械族。オルフェを切る上で必要なので必須です。

《ヴァレルロード・F・ドラゴン》…気炎対応のドラゴン族。墓地効果も優秀でターンを跨げば効果を起動できる事、ディンギを重ねられる等このデッキに対してかなり噛み合いが良いです。

上記が各種採用理由です。
次は対面で意識してる事についてお話しします。


各種対面について

このデッキを握る上である程度想定しているプランについてざっくりと解説します。

対罠型

①トゥリスバエナ、烙印の獣の成立
②剣姫の効果をオルフェや獣で阻害
③剣姫エルドを深淵の獣で全て飛ばす

先行を取られたらバレースキドレ辺りを引かれてないことを祈りましょう。正直先手取られるとキツいです。

特に従来の型より墓地に依存しているのでバレーは致命的です。

拮抗を撃たれそうになったらマスカレ33バエナ墓地叢雲で祈るかウイルスばら撒きましょう。

対スプライト

①レベル2を残さないようにユニコーン+ディンギ、烙印の獣で着地狩り
②D.D.クロウを儀水鏡、エルフの釣り先狙いで撃つ。
③深淵の獣で極力スマッシャーズのコストを枯らす。

埋葬アンコウやケラス、スターター等で貫通される事も多いのですが、それでも出力は抑えられます。

後はウイルスばら撒いて祈りましょう。

対ティアラメンツ

①深淵の獣とD.D.クロウで祈る。

リソース回収も盤面と強さも打点も負けている上にこちら側はハゥフニスを踏んでムドラorケルドウが捲れた瞬間に粉々にされます。

ワクチン接種済みなのでウイルスも効きません。

そもそもここまで墓地に触れるカードを採用しているのに軽々と超えてくる彼女らがおかしい。

ネーム自体は多くないので規制がかかっているティアラから獣で飛ばし続けるしかないですがそんなに上手くいくのなら苦労はしないです。

一応バルドレイクは強かったです。

他不利対面

①ウイルス羽根コズサイライストサンボル

採用候補

最後は幾つかの採用候補を紹介します。

《アルバスの烙印》

スプリンドでリクルートしてマスカレの素材確保、手札を切ってミラジェイド、マグナムートで拾える、カルテシアがSSしやすい、スプリンドをオルフェリンクで戻して弾補充などなど…。

デッキのパワーが落ちる代わりに事故率とオシャレ度が上がりました。

《混沌魔龍 カオスルーラー》

カルテシアがチューナーなので出す機会はあります。

深淵の獣や誘発を拾ってこれる他、ルベリオンのコストにもなります。

欲しい場面が少なかったのと枠が苦しいので抜けました。

《沼地の魔神王》

未検証です。

カルテシアを撃てなかった時の貫通札、ガーディアンキマイラでの後手捲り、ミラジェイドやグラファ等まで採用が見える強そうではあります。

ただ、EXに空きを作りにくい事、ティアラに対して有効な気がしないのがネックです。


総括

いかがでしたでしょうか。

TLを見かけると構築や立ち回りについて悩まれている方が多かったので新弾前の区切りとして執筆してみました。

対面に関して当たり前の事しかお伝え出来ませんでしたが、これから握る人に少しでも参考になればと思いざっくりではありますが解説させて頂きました。

新弾後は大幅に構築が変更となる可能性もあるのでご了承下さい。

お役に立てれば幸いです。

では。

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