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赫オルフェゴール

こんにちは。ご無沙汰しております。

クシャトリラ及び、深淵の獣の新規情報によって焦土と化していたオルフェ界隈が再び輝きを取り戻す要因となった新規、それに伴った構築の触感が思ったより良かったので解説させて頂きます。

偉大なるimokoさん(@imoko_drums)が動画を作成しておりますので是非ご覧ください。

僕の拙い文章よりよっぽど伝わり易いと思います。

試運転で出た公認での結果も載せておきます。

決して優れた成績では無いですが、多くの反響を頂いたので筆を取りました。

これを機に少しでも闇機械に触れてくれる人が増えれば幸いです。

では早速。

構築

初動札であった《増援》+闇戦士族や、キャリアーを失い成立しなくなった【閃刀姫】ギミックと入れ替わる形で手に入れた新たな初動を軸にした構築です。

その初動とは彼女の事です。
10期の闇落ちテーマと11期の闇落ちテーマがまさかの手を取り合う形になりました。

この構築の強みとして

・《烙印の気炎》という手札の【オルフェゴール】を切りながら《赫の聖女カルテシア》に繋がる誘発を貫通しやすいサーチ札の獲得

・相性の良かった《深淵の獣》を従来よりも強く使える要素の増加

・《デスピアン・プロスケニオン》という一定の圧力のある札+《I:Pマスカレーナ》の素材供給

・デッキ内のギミックの殆どが理論上回収可能な為、継戦能力が向上

と、多くの強化点が挙げられます。

依然として逆風の方が強い事には変わりませんが、豊富な手数、環境トップに対しての対応力など使用感としてはかなり好みでした。

ただ、もちろん強い事ばかりではありません。

弱みとしては

・以前よりも墓地に依存

・《烙印の気炎》採用によるEX枠の圧迫

・サイド戦を見据えた際に投入される永続罠への耐性の低下

が挙げられます。

特に一つ目に関して言えば、メイン及びサイドデッキに投入されている【深淵の獣】や環境に君臨している《クシャトリラ・アライズハート》、ティアラメタとして積まれる墓地メタが今まで以上に刺さります。

元々致命傷だったからセーフではある。

また、サイドに関しては要検討ですが、【クシャトリラ】対面に対しては【深淵の獣】を全抜きし、捲り札をフル投入して【オルフェゴール】で戦いに行くプランを取るためにこの枚数の採用です。

特筆すべき点として、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》は通りが良いものの、制約はかなり重いので【深淵の獣】が通用しない相手を意識した《クシャトリラ・フェンリル》でも良いかもしれません。

では、次は展開について解説します。


基本展開

ザッと言うと《赫焉竜グランギニョル》により《オルフェゴール・トロイメア》を落とす事を目標とします。

ガラテア成立までの流れは手順は以下の通りです。

※サロニールは一例です。

《赫の聖女カルテシア》で混ぜる先が杖orスケル以外の【オルフェゴール】なら《深淵の獣サロニール》を経由して《深淵の獣ルベリオン》《復烙印》を落とします。

カルテシアを握っているのならば気炎で《黒衣アルビオン》をサーチ、そのまま融合素材にして《復烙印》を墓地に落としつつ帰還等、手札によってサーチ先、素材、落とす先が変化します。

一応上振れた時の盤面はマスカレ墓地ディンギ+プロスケニオン+バルドレイク+復烙+獣です。

誘発について

スタンバイに《増殖するG》を投げられた場合は《赫の聖女カルテシア》を召喚して終了、融合効果に撃たれた場合は《赫焉竜グランギニョル》を出して終了。

《デスピアン・プロスケニオン》+手札の誘発+深淵で粘る事を目標とします。

《灰流うらら》《無限泡影》等を撃たれた場合は、気炎でオルフェが切れているのならばマスカレ墓地ディンギ、そうでないなら《烙印の獣》やバルドレイク+誘発辺りを駆使して頑張りましょう。

《烙印の気炎》について

気炎の落とし先として【オルフェゴール】をトリガーとした際の《鉄駆竜スプリンド》、【深淵の獣】をトリガーとした際の《ヴァレルロード・F・ドラゴン》を採用。

前者はともかくとして、後者はオルフェネームのリンク体を蘇生してリンク値稼ぎや《宵星の機神ディンギルス》に変換出来るのでそこそこ有能です。

スプリンドはマジで弱いのですが、一応オルフェゴールで再利用が可能です。

では、最後に幾つかピックアップして解説します。


個別解説

《黒衣竜アルビオン》

《赫の聖女カルテシア》を抱えてる際の《烙印の気炎》でサーチしてくる枠です。

《赫焉竜グランギニョル》の素材とした後は《復烙印》を落としながら戻れるので《烙印の獣》で釣りやすくなります。

素引きしても腐らない点の評価が非常に高いです。(星杖を見ながら)

《ヴェルズ・ナイトメア》

縛り下で成立する対クシャ兵器として採用。

ローチとの最大の差別点は場を空けないので2枚目以降が出てこれない点ですが、肝心なカルテシアが素材になれないのでローチで良さそうです。

そもそもランク4の枠が必要かどうかすら怪しいのでアーゼやベルグ、ゼロヴォ辺りの方が使用する機会は多いかもしれません。

《永遠の淑女 ベアトリーチェ》

【深淵の獣】を初動とする際に必要になってくるカードです。

ただ、マグナムード以外を各種1枚ずつ採用と決して多いわけではないので成立機会は少ないです。

縛り下で立てられる《死祖の隷竜ウォロー》でもいいと思います。

《混沌魔龍 カオス・ルーラー》

カルテシア+ギルスorディヴェルで成立するドラゴン族です。

墓地肥やしに加えてルベリオンを蘇生する役割を持ち、自己蘇生も出来るのでライフを取りやすくなります。

必須枠ではないですが、あると便利です。


総括

いかがでしたでしょうか。

ここまで偉そうに語っていますが、シルエットさん(@silhouette5050)、ムラキさん(@MURAKI2000)を筆頭とした多くの方々の構築や考えをお借りした次第です。

僕よりもよっぽど知見を得られると思いますので是非ご覧下さい。

それでは良き闇機械ライフを。

では。

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