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マユリカにハマった

マユリカにハマった。

初めてマユリカの漫才を目にしたのはM-1グランプリ2023決勝戦。
普段は正統派漫才ばかりを好き好んで見ているので、視聴した時の衝撃はすさまじいものだった。

私がマユリカの漫才を見ようと思ったのは、Twitterで「日本で4番目の漫才師です!」という文言と、満面の笑みの中谷さんの写真、そして「4位で喜んでるのマユリカとマユリカファンすぎる」というリプを見たからである。
ここまでの説明だとなんで?と思われるかもしれないが、私はこういう、優勝や1位をあまり目指さず、自分たちのベストを尽くす系の人たちが好きなのだ。無理してないというか、ゆっくりいこう!というスタンスが妙に心地よいのである。(こういった理由から例えばだが、板橋ハウスや東海オンエアを好んでいる。)

さて、M-1の話に戻るが、まず、「キモダチ」というキャッチコピーからおかしいとは思っていたし、そもそもキモダチって何?という考えが頭を占領した。しかし後にコンビ名の由来やお互いの奇行を耳にすると、このキャッチコピーがいかにマユリカを凝縮して端的に表現したものかということがよく分かった。キモダチを考えた人はすごいなと思うが、これから日本一の漫才師になるかもしれないときに「キモダチ」を聞かされるのはなんだかな、とも思う。笑

そして本題の漫才だが、奇怪というかなんというか、ヨネダ2000でもマヂカルラブリーでもない、とにかくあまり触れたことのない漫才で、あっという間に引き込まれた。

中谷さんの声がデカすぎるし、阪本さんの怯えた表情面白すぎるし、てかそもそもそっちがツッコミでそっちがボケなんだ…見た目逆すぎるだろ…

気付けば4分間があっという間に過ぎていた。

面白かったけど、どちらかといえば衝撃の方が強かったマユリカ。
その衝撃がゆえに中毒性があり、YouTubeに投稿されると毎日見返していた。

そして私が本当にハマる原因となったのが「マユリカのうなげろりん!」である。コメント欄にいたうなげろリスナーの方々には感謝しかないぐらい連日聞いているが、あまり人に勧めるべき代物でもないので今ここに記載するだけで周りには紹介しないでおこうと思っている。
幼馴染2人のテンポよく進む会話が面白すぎてずっと聞いていたい。

ゆっくり楽しむためにまだ全話視聴はしていないのだが、一番面白かったのは中谷1人ドラマの回なので、もし興味がある方はぜひ聞いてほしい。

あと芸人さんの見た目を特筆するのはあまりよくないのかもしれないが、ラジオの動画版で見られる眼鏡姿の阪本さんが私の好みにドストライクで、多分これが私を沼に突き落とした原因である。私は眼鏡男性芸人(例えば男性ブランコ浦井さん、ロングコートダディ堂前さんなど)が好きなので、阪本さんにはぜひ常に眼鏡をかけてほしいと思っているが、「舐めてる仕事はコンタクトがもったいないので眼鏡」という発言を聞くと、それはそれ、これはこれすぎるという気持ちである。

そして私を完全に沼に落とした、というか私の足元をセメントでガチゴチに固めたコメントがあるのだが、それが「アイドルとバンドをやっている奇人コンビ」(意訳)である。
アイドル、と書かれているのが中谷さんを指しているのはすぐにわかった。なぜなら浦井さん経由でZiDolを推しているからである。

ただ、バンド?阪本さんが?

調べてみると阪本さんは「ジュースごくごく俱楽部」のボーカルを担当していた。

しかもそのバンドには堂前さんがいて、しかもちょっと気になっていたムームー大陸の山﨑さんもいるなんて!

誘われるがままにMVを閲覧すると、阪本さんの力強い歌声、そしていかにも阪本さんっぽい歌詞に引き込まれ、そのままずぶずぶとCHを見漁った。

そもそも歌が上手い芸人に弱い私は礼賛、ZiDol、ドルフィンズを軽率に推しているというのに、また推したい存在が増えてしまった。まさに嬉しい悲鳴である。

とにかくそんなこんなでしれっとマユリカのファンになったのである。
私自身、「これは令和ロマンにハマるだろうな」と踏んでいたので自分でもまさかの展開に驚いている。
マユリカ、ありがとう!これからもマユリカを楽しく追いかけます!


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