見出し画像

オミクロン

南アフリカの伝染病研究所、国立健康検査室サービス部門は11月22日、新型コロナウィルス変異株を新たに発見した。WHOは緊急会議を開き、この変異株を「懸念すべき変異株」に分類し、オミクロン(o)と名付けた。omicronとは「小さいオ(オ・ミクロン)」という意味で、「大きなオ」、オ・メガ(Ω)と対を成す文字。11月14日から23日までに収集された71の株のうち、70%以上がこの変異株であることが判明している。世界中に拡散されるのはもはや時間の問題だろう。この変異株の突然変異は50もあり、そのうち30(報道によっては32)がSたんぱくをコードする遺伝子に集中している。現在のところ、このウイルスの機能についてはまったく詳しいことがわかっていない。

カナダで感染確認

南アフリカで確認された新たな変異ウイルス「オミクロン株」の感染が広がりを見せる中、カナダでも感染者が2人確認されている。カナダ政府は、「オミクロン株」の感染者が首都オタワで2人確認されたと28日発表した。2人は、いずれもアフリカのナイジェリアへの渡航歴があるということで、アフリカから持ち帰った可能性が高いという。隣のアメリカでもすでにこのニュースは広がっていて、批判が集まるバイデンにとって頭の痛い問題が増えることになる。

日本でも感染者?

厚生労働省は29日、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の拡大を受け、政府が水際対策を強化したナミビアに滞在歴があり、成田空港から入国した30歳代男性が、空港検疫で陽性と確認されたと発表。すでにボツワナ、香港、イスラエル、オーストラリアなどでも感染が確認されており、感染爆発が懸念されている。まだ未知の変異株であるがゆえに重症化しやすいかどうかもまだわかっていない。自民党に期待をするのは無駄かもしれないが、一刻も早く入国規制をするべきで、冬は乾燥しやすいため、感染しやすい。去年の比ではないほどの事態になってしまう可能性もある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?