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容赦ないレンジ相場

岸田政権が発足してから常に大変動を起こして、投機ともよべる相場が続いていた円相場はようやく数日にわたるレンジ相場を迎えた。円売りは止まらず、ずっと売られ続けて相場は大変動を起こし続けていたが、ようやく一旦止まったという印象だ。初心者におすすめできる「ドル円」ですら、大変動を起こし続けていたため、為替の歴史でも非常に稀な現象と言える。そのため、レンジブレイクをするまではトレンドフォロワーは待機する必要がある。上へ行こうが、下へ行こうがエントリーして含み益が出ても必ず戻されるのがレンジ。勝ち目はない。

エグいレンジ

トレンドフォロワーの場合は方向性が見えない相場ではほとんど勝てない。それどころか、損切や全戻しを受け続けて、調子がくるってしまい、変なトレードを初めて大損する流れに嵌りやすい。このような相場はレンジブレイクするまで大人しくするか、下限で買い、上限で売りを入れるのが無難。

ここ数日のレンジ相場は特にユーロ円、ポンド円、豪ドル円で起こっているが、レンジの値幅が1.5円-2円程度の大きな幅で起こっており、一見トレンドが出ているようにも見えてしまう。そのため、騙された人はやられ続けているだろう。下手に大きな値幅が出ているため、騙されてエントリーし続けている人はとことん負けるか、引き分け続きになっているはず。ここ数日で大損しているトレンドフォロワーは多いだろう。

いつレンジはブレイクするのか

レンジ相場はいつブレイクするかは不透明。そのため、上値を大きく突き抜けるか、下値を大きく突き抜けるまで待つしかない。勿論大きく突き抜けた後は一旦戻されるため、戻しが着た後に勝負するのが無難。レンジ相場では下手に勝負をすると、今回は価格帯が上下に激しいため負け続ける結果にもなりかねない。

コツコツドカン

レンジ相場で戦い続ける場合、レンジ相場はいつ終わるかわからないという問題点が生まれる。レンジが続いている間は勝ち続けることができるが、一発の大きなトレンドが生まれると、逆張りを続けて刈られ続ける結果を生んでしまう。勝率が90%を超えても、大きなトレンド1発で利益をすべて飛ばしてしまう可能性があるため、レンジで戦う人は注意が必要になる。


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