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うさぎと私の話
2020年の9月から私はうさぎと暮らしています。
もうすぐ2歳になるネザーランドドワーフの男の子。名前は“いなり“。
出会いは近所のホームセンターで、夫と買い物に訪れた時でした。
私はもともと、小学生の頃からずっと実家でうさぎと暮らしていたのでうさぎが好き。しかし2代目の子が月へ還ってからはうさぎとは触れ合っていませんでした。
夫は生粋の猫派で、猫以外の動物はあまり興味がなく、その日も嫌々私のわがままに付き合ってペットコーナーへ来ていました。
そこで出会ったのがまだ小さないなり。とても人懐っこく、他の子たちがジッとしている中ひとり必死にアピールしてきたのです。
そんないなりに一目惚れした夫が「連れて帰りたい」と言い出し、驚きつつ冷静になるべく一旦外へ連れ出す私。
現実的に考えて我が家に迎え入れることはできるか、この子の生涯をしっかり見届ける覚悟はあるかを話し合い結局迎えることに。本当は動物を“買う“ことに抵抗があるのですが、その時はまたうさぎと暮らせる嬉しさの方が大きかったのです。
そんなこんなで今、私と夫といなりの2人と1羽で楽しく暮らしています。毎日かわいくて一緒にいれることが幸せです。
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あまりにやんちゃなので薄々気付いていたけど
人生で3度目のうさぎとの生活を送っている私ですが、うさぎも人間と同じでそれぞれ性格も好きなものも違うなあと改めて実感しています。
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今までの家族を紹介しますね。
まず1代目 ピース
小学3年か4年生の時、親戚のおじさんの家で子うさぎがたくさん生まれて、一目惚れした子をお迎えしました。綺麗なオレンジカラーでよく食べる大きなうさぎさんでした。
私と父以外の家族にはあまり懐かず、少し凶暴なところはありましたが私にとってはかわいい大切な家族でした。うさぎ用のおやつが大好きで偏食気味でした。
また会いたいです。おじいちゃんになってもかわいかったな。
そして2代目 まるこ
唯一の女の子です。ピースが亡くなった悲しみと寂しさを埋めるようにすぐ家族に迎えた子です。まるこは穏やかで優しくてかわいくて、人気者でした。ふっくらしたボディといい匂いがして、よくまるこの体に顔をうずめていました。ごめんね。
大学進学と共に家を出たのでこの子とは1年ちょっとしか一緒に暮らしてはいないです。そして病気で3歳になる直前に月へ還ってしまいました。思い出すたびに泣けてしまいますが、いつか再会した時にはたくさん撫でてあげたいです。
私は動物全般大好きですが、うさぎはやっぱり特別です。
こんなにかわいい生き物が家にいるというだけで、人生薔薇色です。
うさぎはとっても懐きます。歩くと後をついてくるし、呼ぶとダッシュで来てくれるし、お昼寝する時は寄り添ってきます。
寂しがり屋で甘えん坊でとにかくかわいい。かわいいの一言に尽きます。
そんなうさぎと私の話でした。
これからも時々いなりとの日々を綴っていけたらと思います。
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