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とある国の短期留学体験記 〜中国人の婚約者候補だった話〜


留学先に着いてすぐ、テンション上がってSNSばかり更新していたら、

親から着いているなら連絡しなさい。

と怒られたみみおわです。


いきなりですが、本題に移っていきたいと思います〜


おじさん留学生との出会い


留学先での授業が始まって1週間ほど過ぎた頃、隣のクラスの中国人留学生がわざわざわたしのクラスにやってきて、絡んでくるようになりました。


しかもその留学生、ただの留学生ではない。。

初見で分かるくらい、

おじさんなのである。

(50代から60代に近いくらい。)

さらに、しつこい、、圧が強い。。。

そして何より自分の都合を押し付ける。。。


やたら絡んできては、

「日本語を教えてくれ!(英語)」と迫る。。。

わたし「いや、そんな時間ないですよー(英語)」

おじさん「僕の言ってる意味分かる?!日本語教えて!!(英語)」

わたし「いや、、だから〜…(英語)(キレそう…)」

その日はうやむやにして逃げました。。。

教室に二人きりになってしまって、怖かったし、一緒に帰る子たちも先に帰ってしまってた。

その後、学校で見かける度に声を掛けられたりして、適当にあしらっていたら。

なんと。



直接寮の部屋にやってきた…!!(恐怖)

女子部屋に押し掛けるおじさん


ルームメイトは二人の日本人女性。(寮では国、地域等で同じ部屋に固められていた。)

その時は二人とも外出中で運悪くその場にはいなかったのだ。

寮の部屋の扉は二枚ある。隣り合わせの二部屋で使う共有スペースへ出る扉と、廊下へ出る扉。

どちらもたまたま鍵がかかっていなかったらしい。。。


誰に案内されたのか、いきなり入ってくるおじさん。

わたし「(えっえっえっ)」

おじさん「日本語教えて!お土産持ってきた!!」

おじさんの手には果物やお菓子を詰めた風呂敷のようなものが。

わたし「…(固まる)」

勝手に椅子に座るおじさん。


落ち着けわたし。

一呼吸置いて、

わたし「だから、(前から話しているように)わたしはここに来てやりたいことがたくさんあるし、申し訳ないけど、日本語を教えている時間がないの。ごめんなさい(英語)」

そんなんで引き下がるわけもなく、

日本語教えてくれ!僕の言ってる意味分かる?(英語)を繰り返すおじさん。

(多分英語もそこまで得意じゃなかったんだと思う。)


そこへルームメイトの一人が帰ってきて、ようやく退散。

(お土産は置いていってた。)

わたし「(た、助かった…)」


その後も学校で見掛けると話しかけたそうにするおじさん。

それからしばらくして、

わたしが日本に帰国することになり、隣の部屋の韓国人の女の子二人と、先ほどのルームメイトで夜ごはんに出掛けることになった。

そこでわたしは衝撃の事実を知る。


衝撃の事実


楽しく話しながら夜ごはんをしていると、

「そういえば、」と韓国人の女の子。

わたしに向かって、

韓国人の女の子「中国人のおじさんの婚約者候補らしいね!」と。


!!!???!!!?!?!


何それ、知らない。

初耳なんだけど。


どういうことなのか聞いてみると、

隣の韓国人の女の子二人の部屋には、中国人の女の子が一人いて、三人で生活している。(定員も三人)

なんでも、その中国人の女の子が言っていたとのこと。

他にも私の他にも数人婚約者候補がいたらしい。。。

怖い。。。

なんで気に入られたのかよく分からないけれど。。。


幸い、寮の女子部屋に押し掛けられた以外の被害はなく、

その後はおじさんの影響を受けることなく、留学生活を終えました。


余談

その後中国人の友人たちに聞いた話。

「面白かったから、みんなで見守ってた(むしろ応援してた)」んだそう。

だから部屋教えた人がいたんだな〜

(女子寮ではないので、同じ階に男子生徒も生活している。それと、あの日に別の中国人男性の声がしたので。)

とにかくしつこかったし、

自分が!自分が!という感じでとても対応するのも骨が折れたけれど、

とにかくしつこかったけど、(2回目)

おじさん、元気にしてるといいな。

おわり。

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