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まるい空(くらしの詩たち)

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あまいイメージの詩 あつめました (~2022,11,15)
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#詩

ごちそう〔詩〕

くうきおにぎり あめてんぴじお さんさんおみそしる かぜおつけもの ほしうめぼし きんな…

さな
7日前
11

一枚〔詩〕

来月の蕾で暖を取り 貫いて咲くきいろの光を指に 真新しく ズレた春の予感 ふたたび また喉…

さな
1年前
5

おひめさま〔詩〕

おひめさま もっとも うずうずする おひめさま にばんせんじはいやよ おひめさまだもん あとや…

さな
1年前
4

てごたえ〔詩〕

流星群をやりすごす季節にも 目を瞑ったならはぐれない はじめましてと華奢な少女 ゆらり振っ…

さな
1年前
6

ホトケノザ〔詩〕

細やかなピンクの無人島 突如現れたステーション たいらなホームまで あいにいけば 空気と花び…

さな
1年前
7

衣〔詩〕

エメラルドの南風 草木の声色 ふたたび湿度を迎える ここは平野 うまれた衣たちが隙間なく 四…

さな
1年前
7

光〔詩〕

おぼろげな彩雲と歩いた日 並々に注がれる水の中に めいっぱい飛び込んだ 風に揺り動く光の束 目的のないステージが 連なって甕からあふれ返る

かけあい〔詩〕

ならんだ三日月と金星で 星座のいとはかき回され 夜にひっそり描けるみたい いま惑星にいなが…

さな
1年前
6

はねのね〔詩〕

錆びた廃材と積み上げられた砂利 その上に疎らに咲いたか細い野の花にも ひらひらと白い波がや…

さな
1年前
8

光源〔詩〕

光源ふたつ 蛍ふたつ 照る爪と幹 呼吸なかま 映しあう夜

さな
1年前
8

レース〔詩〕

ふくらんではもどっていく うたたねのあいだ いつの間にかおでかけして ふと目を開けるその前…

さな
1年前
16

アイス〔詩〕

スプーン曲選しなるアイス こうきゅうの調べ とけきるまえにほくほくアイス もちまえの熱で汗…

さな
11か月前
8

けちゃっぷ〔詩〕

はんじゅくたまごのオムライスまで あまずっぱくぬるくする あんなにまっかでひんやりなの あ…

さな
6か月前
7

くらし〔詩〕

いそがしい いそがしい 栗の花の風に晒されて シロツメクサが待っている この身一つの暮らしのための羽音 空っぽの水中花とすれ違えば 無音のおもみ映しながら 私は咲く花に会うのにいそがしくて