本気で二重になりたいと思っていたら二重になってしまった話
私は子供のとき、二重まぶたになりたくて仕方なかった。両親が二重なのになんで私だけ……と落ち込み、ティーン誌に書いてあった二重になるマッサージを毎日やり続けたが、効果は出なかった。
どれくらいなりたかったというと、当時好きだった真木よう子の顔を毎日想像しては「この顔に絶対なりたい」と願い、真木よう子の顔になったつもりで生活していた。
当時は太っていたので、肉がたっぷりついたまん丸の顔に瓶底メガネだった。瓶底メガネは目がとても小さく見えるため、二重になることは大きな悲願だった。真