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個人投資家の時代 1 〜露出系個人投資家の登場〜

  • 絶賛勢力拡大中

 今、YouTubeやX(旧:Twitter)などで露出している個人投資家がとても元気で、しかも勢力を増しているように思います。彼らのことは露出系個人投資家とでも言えば良いのでしょうか?彼らがなぜ凄いのか?と言えば、圧倒的な知識蓄積と繊細さと(勝ちの)経験値を持っているからです。

 彼らの多くは自らの資産運用に真剣に取り組んでいると同時に、twitter、note、YouTubeなどを通じて自分の投資戦略や個別銘柄の紹介もしています。記録に残る形にしている以上、投資戦略や個別銘柄の選定が正しかったかどうかはいずれ明確になり、間違えば「あいつは大した事ない」と罵られたり「あいつのせいで損をした」と恨まれたりするという、誤魔化しが効かず厳密に評価されてしまう立場にいます。

  • 彼らは強い

 しかしだからこそ、勝率の高い人や暴落を予想した人は「称賛されて然るべき」だと思います。またあるいはその批判を甘受する姿勢そのものが尊敬に値すると思います。例えば2022年は下落相場でしたが、私の知る限り何人かは下落予想を出してしてました。しかも彼らは2023年からの相場の反転も予想してたと思います。(XやYouTubeに記録が残っているので興味のある人はそれを検証することが可能です)

 そもそも露出系個人投資家という存在は、予想を間違えれ続ければ消えていき、誹誹謗中傷に耐えられなければ消えていき、それらを乗り越えた強い個人投資家しか残れない場所だと言えます。彼らのフォロワー数の多さやマネタイズの成功は、そういった努力と実績の証であり決して軽いものではないと言えるでしょう。

 こう言った露出系個人投資家と身近に交流できる状況って凄い事だと思いませんか?その他大勢たる個人投資家は、彼らを無料か少しの有料課金でウォッチしていればあまり経験を積んでいなくても同じように勝てる可能性があるのですから。質問をしたら答えてくれる可能性が高いことも大きな価値だと思います。

  • 差は開く一方

 もしも露出系個人投資家について「とはいうものの、そこまで凄いかなぁ?」と疑うのなら、例えば証券会社に口座を開いて営業マンと付き合ってみればその意味が深く理解できると思います。証券営業マンは頑張っていることは理解できるんですが、露出系個人投資家に比べると知識量と本気度に月とスッポンぐらいの違いがあると思います(もちろん何にでも例外はあると思いますが)。前述したように露出系個人投資家は自己発言と自己資産の両面でいつも切った貼ったの世界に身を置いているのに対して、証券営業マンは自分で相場を張っていませんし、売買そのものを最優先する仕組みの中にいますので、本人の能力とは関係なく、大差がついて当然の環境にいるのだとも言えるでしょう。

  • 突如勃興

 僕自身は株式投資に本格的に力を入れ始めたのが2020年からですが、その頃は露出系個人投資家はほとんど皆無というか、いたとしても有名ではなく露出によるマネタイズはあまりしていなかったと思います。

2020年から少しずつ、露出と株価の審判を繰り返しその中で淘汰を繰り返していき、生き残った人が人気を獲得して、2023年末には専業化してるらしき方も出てきているように見えます。

  • プロの弱体化

 その裏でいわゆるプロの勢力は弱体化しているようにも見えます。今時対面販売でトレードしてる人はほとんどいないと思います。それは証券営業マンの失敗の結果であり、今後はますます露出系個人投資家の養分になり消えてしまう運命にあるでしょう。また、プロが心血注いで銘柄選定しているアクティブ型投資信託のパフォーマンスについても残念ながらここ数年はあまり良いパフォーマンスが出ていないように見えます。「もし本当にセンスがあるのなら自分で相場を張るべきでは?」という古典的な矛盾を抱えたままでいる事に加えて、今となっては、露出系個人投資家という道が新しく登場し、プロにならなくても副業で大きな収入を得られる可能性が高いわけです。

  • つまり

今こそ、一般の個人投資家は改めて露出系個人投資家に大注目すべきで、それが自身の投資成績を格段に向上さ強固なせエコシステムに成長していくだろうと感じています。

  • 補足

    私が特に注目している露出系個人投資家は以下の通り(50音順)
     投資カピバラさん
     PAN米国株投資
     広瀬隆雄さん
     やすチャンネルさん
    (他にも注目の個人投資家さんは沢山いらっしゃいますよね)

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