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大湫プロジェクト 造園工事から建築工事へ

昨年、春頃から取り組んでいる大湫のプロジェクト。ようやく折り返し地点に来ました。何をどうしていくか先が読みにくく、何をするにもやってみないとわからない中でいよいよ立て起こしの準備段階に入りました。根の伐採に苦戦したこともあり、少し遅れながらの造園工事を終えて、これから建築の工事へ移っていきます。

年明け早々には石積みの工事が完了し、立派な佇まいに完成の期待値はたかまります。そして、現在は大杉の根の部分の加工に着手しています。これからは大工さんの仕事です。

この日は工務店と構造設計とともに基礎の墨出し、それと神社のどこに配置するかの最終確認でした。基礎の形状、設置位置、劣化している箇所から導き出し、いよいよ根の部分の彫り込み作業へ移っていきます。

皮や根が整理された大杉は物体としての存在が加工前よりも増しています。長手方向で5mほどありますが、この大きさは写真では伝わらないかもしれません。崩れてしまった石積を復旧する石工事、根の部分を水平に削っていく大工工事は職人さんの技術にただただ感動しています。

これからはついに大杉を立て起こす準備に入っていきます。基礎の打設を行い、2月中旬の立て起こしに向けて進めていきます。

まだ工事は進行中ですが、3月には無事にお披露目できるよう尽力していきます。また見学会など確定したら、告知します。


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