新年のあいさつ(2021年振り返り)
新年あけましておめでとうございます。
昨年は様々なプロジェクトに関わることができました。少し振り返りたいと思います。
完成したプロジェクトとしては自社オフィス、大阪の茶山台団地のリノベーション、愛知県長久手の交流所や名古屋市のクリニックがあります。
オフイスは栄に移転し、1年が経とうとしています。もともとスナックだったところをオフィスにリノベーションしました。今年はここを用いて通常のオフィス以外の場としても、もっと楽しみたいです。
こちらのオフィスは商業建築、インテリアの専門誌、「商店建築11月号」に掲載されています。私達のインタビューも掲載されているので、是非ご覧ください。
また2021年度 第34回日経ニューオフィス賞にて、「中部ニューオフィス奨励賞」を受賞しました。他の受賞が大きな規模、名のある企業が大半を占める中、小規模なリノベーションのオフィスで受賞できたことは奮闘できたと感じています。
プロポーザルにて選定された大阪の茶山台団地のリノベーション。インタビュー記事にて、設計にこめた思いなどご覧いただけます。
・インタビュー記事
2020年に竣工した三重県の志摩市に建つ「志摩の家」がグッドデザイン賞で5,835件と多くの応募の中から100選に選ばれ、グッドデザイン・ベスト100に選出されました。
これまで続けてきた志摩での活動が評価されたことは嬉しい限りです。これからこの住宅でさらなる活動が育まれていきます。私たちはこの一連のプロジェクトは一区切りですが、次のフェーズを目指し、志摩ドクタープロジェクトを進めていきます。
そして、ここからは現在進行中のものをいくつか紹介します。
倒木した樹齢670年の大杉の再生にプロポーザルで選定され取り組んでいます。朝日新聞の記事で選定後の住民説明会の様子が取り上げられています。根から5mの長さに切断し、立て起こし、切断した箇所を活用していくプロジェクトです。この春に竣工予定で現在現場が進行中です。建築+造園+まちづくり、いくつかの専門家で取り組んでいます。前例のないプロジェクトで右往左往しながらですが、ようやく工事は折り返し地点です。
他には住宅や福祉施設、コワーキングスペース、芸術際の会場づくりなどこれから本格的に設計が開始するプロジェクトが複数あり、じっくりと設計に
向き合う1年となりそうです。
他にはプロポーザルにも積極的に取り組んでいます。ここに掲載しているプロジェクトはごく一部で、いずれも実現にはいたりませんでしたが、気に入っていて、やりきった提案でした。
今年は「企画をつくる1年にしたい」と思います。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
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