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「2021年の「AI/機械学習」はこうなる! 5大予測」をまとめてみた

ITmediaに「2021年の「AI/機械学習」はこうなる! 5大予測」という面白い記事があったのでまとめてみた。記事本文はこちら→  https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2012/28/news015.html

1、Transformerが画像処理の分野へも応用!!

2020年、BERTやGPT-3などのベースとなるTransformerが画像分野にも応用された。詳しくはこちらのQiita記事に書いてあります→ https://qiita.com/omiita/items/0049ade809c4817670d7
画像処理の分野でよく使われるCNNに置き換わる可能性は大である。2021年も画像分野で発展が続くだろう。
Transformerにおけるモデルは複雑化しており現在パラメータが1750億個となっている。このようにパラメータが増えれば、相応のデータ量が必要になってくる。多くの企業はそのような量のデータは用意できないので、使うことは難しい。

2、DeepLearningブームは落ち着いてくる!!

これまでのDeepLearning一辺倒ではなくなるだろう。2019年までは、PytorchやTersorFlowなどのDeepLearningライブラリに大きな注目が集まっていた。しかし2020年はDeepLearning以外の機械学習にも注目が集まった。確率的プログラミング言語であるPyroやTensorFlow Probabilityなどやベイズモデリングなどである。2021年もこの流れは加速すると思われる。


3、倫理的問題からデータに規制がかかる!!

2020年は人種差別などの問題に対する運動が盛んだった。またAIが黒人の顔を認識しづらいという問題が取り上げられ、それに関して運動を起こしたGoogleの黒人女性研究者が解雇されるという事態となった。2021年はバイデン大統領となることから、人種差別問題などは一層厳しくなると思われる。
また2020年後半にGoogleとFacebookが共に独禁法で提訴されるということもあった。巨大データ企業に対する規制の手は2021年も強まるだろうと思われる。

4、MLOpsが成長する!!

MLOpsとは機械学習のモデル構築から運用までをスムーズにする基盤・体制のことである。多くの企業がMLOpsを導入し、データを用いたビジネスを展開すると思われる。

5、エッジAIが拡大する!!

エッジAIとは、端末でデータ処理することができるものである。これまでは、クラウド上にデータを集め処理をしてきたがそれを端末(スマホ、自動車など)で処理できるというものである。クラウド上で処理することの問題として、クラウドにデータを送受信するのに時間がかかる、セキュリティの問題などがある。エッジ端末はこれらの問題を解決することができる。

以上が2021年の機械学習の動向予想です。機械学習はこれから、浸透していく段階ですのでキャッチアップしていきます。最後までお読みいただきありがとうございました。
YouTubeチャンネル(自然言語処理&機械学習チャンネル)やっています→ https://www.youtube.com/channel/UCD2iSLKOoefKgPcUPKhtuYg


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